第9回しんくみビジネスマッチングに参加!

岡山県信用組合協会による「第9回しんくみビジネスマッチング」が、2024年11月13日(水)に笠岡総合体育館(岡山県笠岡市平成町63-2)で開催されました。福山大学の社会連携センターが相談機関として参加しましたので、その模様について、学長室ブログメンバーで社会連携センターの中村が報告します。

 

このしんくみビジネスマッチングは、岡山県内の2つの信用組合、広島県内の5つの信用組合、その他広域にわたる信用組合の協力の下、「つながる、輝く」をコンセプトに掲げ、参加する企業が参加企業同士、バイヤー企業、一般客との商談や交流を通してビジネスチャンスをつかむために開催されています。

今回のしんくみビジネスマッチングは、岡山県信用組合協会の山本理事長の挨拶、笠岡市の栗尾市長の代理の方による挨拶から始まりました。会場となった笠岡総合体育館には入り口付近にセレモニーやプレゼンテーションを行うための「ステージ」が設けられていて、参加企業によるプレゼンテーションが10テーマ行われました。ステージの奥に「食に関するゾーン(32ブース)」「ものづくりゾーン(16ブース)」「生活に関するゾーン(16ブース)」「交流ゾーン(55ブース)」「相談コーナー(27ブース)」が設けられており、ブースの配置は6つの直線通路に沿って並べられていました。

各ブースの形状はコの字形になるように3面の仕切りボードで囲まれています。このボードにポスターなどを掲示し、ブース内に机や展示物を置いて企業や機関などと交流を行います。

会場内では、岡山県内外から様々な業種の127の企業や機関などが一堂に会して、販路開拓、および仕入れ先の開拓や、企業間連携の促進などのための商談と、支援機関による経営支援策の相談が行われました。

本学の社会連携センターは、5つの企業や機関からの相談を受けました。このうちの1つの企業とは、ご相談いただいた問題を共同研究で解決するために本学の教員を紹介しました。その教員に対面で具体的な説明を行って頂くために、当該機関関係者が来校されることになっています。

このように社会連携センターを訪問された方々への応対や他ブースへの訪問を通して、わが社会連携センターの運営目的を説明するとともに、参加企業や機関からの相談を受け、マッチングの可能性に向けた検討、および参加大学の連携などの交流を行いました。

また、社会連携センターが発行している研究者情報一覧の冊子を配布しながら説明することで、教育・研究活動から得られるノウハウを社会に還元するための連携活動に役立てました。さらに、企業が抱える課題を協働して解決するための交流拠点になることを目指して立ち上げた「福山連携フォーラム」の地域連携活動の内容についても紹介しました。

今回のビジネスマッチングから、岡山県西部、および広島県東部の企業や関係機関の皆様との連携がさらに深まり、相談機関として参加した目的や役目が果たせるように交流を深化させたいと思っています。

 

学長から一言:岡山、広島の両県所在の信用組合や関係企業・機関の関係者が一堂に会して、互いに事業内容を紹介し合い、マッチングを図り、ビジネスチャンスを模索するイベントで、本学の社会連携センターが大いに頑張りました。学内の研究内容を紹介し、学外の企業等との連携を図り、新たな提携や事業開始の可能性を探ったようです。社会貢献の新展開を期待します。