【就職課】9月より入職した期待の職員を紹介します

2024年9月より、就職課へ新たな職員を迎えました。日に焼けた笑顔で窓口対応をしている新人の紹介をFUKUDAI Magメンバーの平がインタビューしました。

 


自己紹介をお願いします。 

2002年に福山大学を卒業いたしました、大坪博和と申します。

大学卒業後は、大塚製薬サッカー部(現:徳島ヴォルティス)に入団し、31歳まで現役を続けました。引退後は、専門学校と医療業界に従事してまいりました。また、2013年にサッカー審判員1級を取得し、Jリーグの試合などを担当しています。

このたび9月より、福山大学に入職し、就職課に配属となりました。これまでのサッカー選手としての経験の他、審判員を始め、企業での経験を基に、多くの学生に有益になるサポートを心がけていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

大学時代で印象に残っていることは?

大学時代で一番印象に残っていることは、「主体性」と「仲間を大切にする重要性」を学んだことです。当時のサッカー部監督である吉田教授は、選手に考えさせる機会を多く与え、状況に応じた判断力を高めるために練習中でも自主的な決断を促すような指導をされていたと記憶しています。試合中や練習中は選手が自らの判断で状況に応じて行動する必要があるので、各選手が自分の役割を理解し、どのように貢献できるかを考え行動する「主体性」の重要性を教わりました。

意見が合わずに仲間と言い合いをする場面も多々ありましたが、その積み重ねがあったからこそ“相互理解の深化” “自己成長の機会増加” “チームの結束力向上”などを創り出すことができました。「主体性」と「仲間を大切にする重要性」を学び身に付けていったことにより、全国大会で戦えるチームになったと思います。

 

大学時代の経験は、社会でどのように生かされましたか?

大学卒業後は、サッカー選手としてJ2・JFLのチームで延べ9年間、選手を引退後は会社員として勤務してまいりました。学生時代に学んだ「主体性」と「仲間を大切にする重要性」を活かし、会社員としてプロジェクトの推進や問題解決に積極的に取り組んでまいりました。そのような場面では一人では進んでいけないことが多くあります。そこで良質なコミュニケーションを心掛け、周りを巻き込めるような円滑な人間関係を築くといった部分で、学生時代の学びが活かされたと感じています。

今までの経験を生かして、大学でどのような貢献をしていきたいと考えますか?

上記の通り、私は大学生活及び社会での様々な経験を通して多くのことを学び、そして成長してきました。これまで経験してきたことを皆さんのキャリア選択や就職活動に役立てたいと考えています。社会は広く、様々な職業や働き方がありますが、どの道にもそれぞれの魅力と挑戦があります。私がその一端をお伝えし、皆さんが自分に合った道を見つけるお手伝いができればと思っています。

就職活動は不安がつきもので、自己分析や面接準備など、初めての経験が多いと思います。そのようなとき、少しでも力になれる存在として皆さんをサポートしたいと考えています。どうぞ気軽に声をかけてください。一緒に、皆さんにとって最良の未来を見つけましょう!

今後の目標について

Jリーグでは選手やチーム関係者と同様に、多くのサポーターや観客が現地やライブ視聴等で12番目の選手として全力を尽くされています。そういった試合に関わる皆さんと、審判員という立場で一緒に試合に集中し、熱狂することで、魅力ある試合を演出していくことに努めてまいります。

学生の皆さんには、『笛がなるまでプレーを続けること』を伝えたいと思います。多くの方が当たり前のことと感じられるかもしれませんが、一方で難しいことでもあると思っています。対戦相手がいるスポーツでは、一瞬の気の緩みが勝敗の分かれ道と言われることもありますが、笛が鳴るか鳴らないかのギリギリのところが正にその分かれ道になるケースも多々あると感じています。それは、日頃のトレーニングで意識を高めていくことが重要であると思いますし、笛がなるまで、そして最後までやり抜くことを私も同じピッチに立ちながら一緒に高めていきたいと思っています。そうやってやり抜いて努力し続けて得た強い気持ちで、就職活動や社会に出た後も活躍してくれることを願っています。

今回、就職課に配属となり、より学生に寄り添ったサポートをしていきたいと思います。学生の未来に関わる重要なポジションの一つとして責任を感じながらも、一緒になって考動し、コミュニケーションを取りながら就職活動の支えに邁進していきたく存じます。

 

学長から一言:就職課に配属の大坪和博さん、何年ぶりかでの福山大学への帰還を歓迎します。学生時代はサッカー部の主力選手、卒業後もJ2・JFLのチームで選手として大活躍というサッカー人生を歩み、Jリーグの試合も担当できるサッカー審判員1級資格も有する本格派。サッカー以外でも様々に培った知恵や経験や技量を活かし、これからは母校の後輩たちのためにサッカーはもとより、キャリア指導で大いに力を発揮して下さい。期待しています。