【薬学部】田村教授が日本私立薬科大学協会教育賞を受賞!

日本じゅうの薬学部は、優秀な薬剤師の養成を目標とし、医歯薬に通じるモデルコアカリキュラムに沿って薬剤師教育を行っています。モデルコアカリキュラムとは、どんな社会にでも貢献でき、生涯学んでいく薬剤師になるために必要な学修項目を記載してある「必修虎の巻」のようなものです。さてさてそれをどのように教育していくか、大学薬学部の教員は毎日知恵を絞って奮闘しています。そんななか、日本私立薬科大学協会から、「わが国の薬学教育に多大の貢献をし、薬学教育の進歩発展に特に功績があった者」として、福山大学薬学部 田村豊教授に教育賞が授与されました。井上薬学部長からの報告です(五郎丸の投稿です)。

 


11月26日、全国の私立薬科大学の代表者が参集する日本私立薬科大学協会令和6年度第2回通常総会にて、田村教授の教育賞受賞が決定しました。そして、総会後、同会場の東京アルカディア市ヶ谷にて、表彰式がとりおこなわれました。

日本私立薬科大学協会会長より、賞状と副賞(賞金!!)が授与されました
「表彰状 田村豊殿・・・貴殿は・・・ここに教育賞を授与します」「あ・ありがとうございます」

 

お礼の言葉として、受賞の感激と今後の薬学教育への決意を述べました(どきどきしながら)

 

田村教授のお礼の言葉は次の通りです。

「この度の「教育賞」の受賞をとても嬉しく、また光栄に思っております。今回の受賞につきましては、薬学共用試験センターOSCE実施委員会の副委員長としてOSCEの運営に関わってきたこと、および薬学モデルコアカリキュラム(令和4年度改訂版)の作成に関わってきたことなどを評価していただいたものと存じます。今回の受賞を励みに、より良い薬学教育、ひいてはより質の高い薬剤師養成に今後も微力を尽くしていきたいと思います。有り難うございました。」

学長室を訪問し受賞の報告

 

大学では、大塚学長に受賞の報告を行い、学長から田村教授に喜びと今後の薬学教育活動に対する激励をいただきました。薬学部長も大変うれしく感じ(眼に涙が・・)ました。

 

学長から一言:日本私立薬科大学協会から薬学教育の功労者として「教育賞」を授与された田村豊教授、ほんとうにおめでとうございます。学長室で報告を受けた際、全国で3名の受賞者のうちのお一人ということを聞き、その価値の大きさを納得したことでした。長年にわたり薬学教育に献身された実績が認められたのですから、ご苦労が報われたというものです。