【人間科学研究科】公聴会および中間発表会を実施しました

人間科学研究科 (修士課程) 2年生の修士論文公聴会および1年生の中間発表会が開催されましたので、本日はその様子を心理学科の金平と枝廣からご報告いたします。(投稿は向井です。)
2024年度の修士論文公聴会が2月7日(金)に開催されました。今年度は9名が発表を行いました。同日午後に、研究科1年生の修士論文中間発表会が開催され、3名が発表しました。大学院生及び教職員だけでなく、大学院進学を目指す学部生も参加しました。
公聴会の各発表者の持ち時間は25分(15分の発表と10分の質疑応答)です。この日のために、研究科2年生は、指導教員・副指導教員の指導や指摘の入った個所をよりブラッシュアップさせ、発表に臨みました。はじめは皆緊張した面持ちでしたが、2年間の研究の集大成をしっかり伝えることができました。また、主査・副主査の教員からの質問にも力強い言葉で返答し、素晴らしい発表をしてくれました。
以下、9名の発表者と、論文のテーマです。昨今関心の高いテーマに取り組んでいます。
<研究科2年生の公聴会の様子>
<研究科2年生の皆さん>
次に、中間発表会の各発表者の持ち時間は15分(10分の発表と5分の質疑応答)です。研究科1年生は大学院入学後の初めての発表になるため、皆緊張していましたが、修士論文の構想や結果の一部をしっかりと発表してくれました。質疑応答での先生方のコメントを活かして、修士論文作成に励んでくれると思います。
以下、3名の発表者と、論文のテーマです。
<研究科1年生の中間発表会の様子>
<研究科1年生の皆さん>
公聴会での審査を終えた研究科2年生の皆さんですが、3月には公認心理師資格の国家試験が控えており、現在猛勉強中です! 4月からはそれぞれ病院や福祉施設で専門職として新しい生活をスタートさせます。大学院で2年間学んだ研究の観点、知識や臨床スキルを大いに活かしながら、活躍してくれることと信じています。
研究科1年生は、ここからさらに修士論文の完成に向けて励んでいきます。また、公認心理師資格のための実習も本格的にスタートします。専門職を目指して努力を積み重ねてください。
学長から一言:大学院人間科学研究科心理臨床学専攻の修士論文公聴会で審査を受けた修了を間近に控えた院生の皆さん、そして来年度に向けて修論の構想を発表した大学院1年生の皆さん、いずれも発表、お疲れ様でした。自分の研究の成果をそれぞれの分野の専門家や在学生の皆さんに聴いてもらい、コメントや質問に応えることで研究の大事なポイントが明確になったことでしょう。今回の発表の成果をこれからの研究に是非とも活かしてもらいたいものです。