【人間文化学科】三蔵祭報告:縁日の出し物と学科紹介パネル展示

 2024年10月19日(土)・20日(日)の2日間に渡り、人間文化学科は、1号館(01211教室)を会場として、「第50回三蔵祭」に参加しました。本学科では昨年に引き続き、様々な縁日の出し物と学科の授業や学生生活の紹介パネルを展示しました。 準備や当日の様子について、人間文化学科の市原がお伝えします(投稿はFUKUDAI Magメンバーの古内)。

 


  人間文化学科では、2年生の学生サポーター※が中心となり、その他の学年の学生有志とともに企画・運営を行い、日本文化の実践としての縁日と学科紹介パネルの展示を実施しました。前日から運営スタッフが集まり準備を行いました。

        ※人間文化学科の学生サポーター

    学生ボランティアで、三蔵祭の運営、履修指導などの新入生のサポート、
    オープンキャンパスにおける発表や高校生との交流などの様々な場面で活躍しています。

 当日、縁日の出し物として、スーパーボールすくいヨーヨー釣り輪投げ射的を用意しました。ヨーヨー釣りとスーパーボールすくいでは、取ることができた分からいくつかを景品として持って帰ることができました。輪投げと射的では、成功すれば景品を獲得でき、高得点の場合には、千本引きに挑戦できました。小学生からご家族連れ、ご年配の方まで、幅広い年齢層の来場者の方々に楽しんでいただく一時を提供できたのであれば、うれしい限りです。
 1日目は強い雨が降っていましたが、屋内だったこともあってか来場者は途切れることがありませんでした。雨が止んだ2日目は前日以上の大盛況で、予定していた景品も午後の早い段階ですべてなくなり、早めに店じまいせざるを得ないほど、多くの方にご来場いただきました。

●スーパーボールすくい・ヨーヨー釣り

 スーパーボールは、カラフルなボールだけではなく、アヒルや恐竜の形をしたボールも多数用意していましたが、子どもたちに大人気であっという間になくなってしまいました。ヨーヨーは1日目も2日目も、追加投入が必要になるほど、盛況でした。水浸しになりながらも急いでヨーヨーを膨らませてくれたスタッフの皆さんに感謝。

●輪投げ

 輪投げは子供にも大人にも人気でした。中学生以上は三回成功すれば千本引きに挑戦できたのですが、難易度が高すぎたのか、挑戦権を獲得できたのは1名だけでした。

●射的

 射的では、小学生までは、倒した的の合計点数が100点を超えれば千本引きに挑戦できました。優秀な小学生スナイパーたちが高得点を難なくたたき出していました。

●折り紙ブース

 ゲームに疲れたら一休み。折り紙ブースでは折り紙を作ったり、ほかの来場者が寄贈した折り紙を持って帰ったりすることができました。

●学科紹介パネル

 学科の授業や在学生の時間割、学科でのフィールドワークや学生サポーターの活動、部活などを紹介するパネルを学生たち自身に作成してもらい、展示しました。進路決定の参考にしたい高校生や保護者の方々などに熱心に目を通していただけ、中には本学科での学芸員資格の取得について教員に尋ねていた方もおられました。

 昨年度に引き続き、本年も、有志で運営に参加してくれた学生たちや、駆けつけていただいた先生方の協力のおかげで、無事に終わることができました。関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。お疲れさまでした。

(来場者の個人情報保護のため、写真を一部加工して掲載しています。また、スタッフ・関係者には許可を得たうえで掲載しています。)

 

学長から一言:今年の大学祭で、人間文化学科の皆さんは日本の伝統的な縁日を再現するために、あれこれと工夫し、大いに頑張ったようです。その甲斐あって、来場者は引きも切らず、景品切れで早々に店じまいせざるを得ないという嬉しい悲鳴。今年の経験を踏まえて、来年度はもっと強力な出し物が見られるでしょうか。期待が膨らみます。