安全安心防災教育研究センター
Education and Research Center for Safe, Secure and Disaster Prevention
主な研究設備(30号館)
【大型構造物試験体実験室】
【中型構造物試験体実験室】
【材料処理室、精密材料加工室】
大型構造物試験体実験室
30号館では,地震に対する防災を目的として,土木・建築など構造物の耐震性を構造・材料の分野から研究するだけでなく,その性能評価法や使用する耐震性新機能材料の開発など,耐震性に関する総合的な研究を行っています。
鉄筋コンクリート造3階建ての建物には、中四国で最大規模の耐震研究が行える環境が整備されています。次世代の耐震構造システム開発と性能設計法推進を行う国内でトップクラスの施設として,数多くの研究実績があります。
テストベッド
15×23m、H=12m
床アンカーボルト φ36mm-50cm間隔
静的ジャッキシステム(理研機器ALSシリーズ)
鉛直最大10MN、ストローク±200mm(1基)
水平最大5MN、ストローク±300mm(2基)
天井走行クレーン
250kN+50kN
静的ジャッキシステム(理研機器ALSシリーズ)
鉛直最大3MN、ストローク±400mm(2基)
中型構造物試験体実験室
30号館1階北側には、木造軸組を対象とした水平載荷試験設備が設置されており、10kNの柱軸力を与え、幅4m、高さ3mまでの軸組の試験が可能です。
木造軸組加力システム(コスミックDGL10T-6.5JE)
最大100kN、ストローク±325mm
材料処理室
30号館1階東側には、新材料を試作するための真空溶解炉のほか,圧延機,引張試験機,超塑性引張試験機,疲労試験機,深絞り試験機が設置されています。
真空溶解炉
圧延機(大気もしくは真空雰囲気)
素材:厚さ15-25mm、幅50mm、長さ150mm
雰囲気熱処理炉
有効均熱部:Φ100×100×150mm
引張試験機
最大250KN
超塑性引張試験機
加熱温度:最高1000℃ 有効均熱部:Φ50×500mm
引張負荷能力:5,000kgf
雰囲気:真空(10-5Torr台)、アルゴン
深絞り試験機
最大120kN