【機械システム工学科】教養ゼミで特別講演を実施しました!

機械システム工学科の教養ゼミでは外部から講師をお招きし、特別講演を2回実施しています。第1回目の特別講演(https://www.fukuyama-u.ac.jp/blog/84497/)は6月15日に実施しました。第2回目の特別講演は7月27日に外部講師をお招きし実施しました。特別講演の様子を機械システム工学科の学長室ブログメンバーの小林が報告します。

 

7月27日に実施した特別講演では、松岡大輔先生(ダイキョ―ニシカワ株式会社 開発本部第1開発部 部長)を講師にお招きしました。講演は、「企業における開発・設計」と題して、企業における開発・設計の実情や3次元設計の意義,3次元CAD/CAEを活用した設計ポイントなどを、第一線で活躍中の技術者から学んでいくという内容でした。

講演では、ダイキョーニシカワ株式会社での部品開発や製品開発プロセスについての詳細な説明や、求められる人財として同社におけるDNCブランド(本質を大切にする、自分発で行動する、向上心を持ち続ける、One-DNCで力を合わせる、誇れる仕事をする)などの紹介がありました。また、本学科のカリキュラムマップを引用し、「設計に必要なスキル」や「業務遂行に必要なスキル」がバランスよく組み込まれていると、高く評価する説明がありました。聴講した学生たちは非常に興味を持って講師の先生の話を聞いていました。

今回の授業を通じて、受講生の皆さんが製造業界の実情を理解するとともに,機械システム工学科での学びの意義や将来の進路に対する有意な指針を得たことを期待しています。

松岡先生、ご講演ありがとうございました。この特別講演の様子は,学科YouTubeでも紹介しています。YouTube: https://youtu.be/St6RvubZRcM

 

学長から一言:ご多忙の中、機械システム工学科の教養ゼミのために特別講演を行って下さったダイキョ―ニシカワ株式会社の松岡大輔開発本部第1開発部部長様、私からも御礼を申し上げます。学生たちにとっては、製造業界の実情や日々のご勤務の中で得られた貴重なご経験を直に伺うことができ、たいへんな刺激になったことと拝察します。今回の経験が学科でのこれからの学びに活かされることを願っています。