【図書館】「2024年うきうき冬のおはなし会」に参加!

今年も松永図書館様からのお声掛けで「うきうき冬のおはなし会」に図書館倶楽部(学生ボランティア)メンバーの近藤乙葉さん(メディア・映像学科2年)が参加しました。その様子を附属図書館の吉津が報告いたします(投稿はFUKUDAI Magメンバーの大谷)。

 


今回のイベントで近藤さんは、クリスマスにちなんだ絵本『クリスマスのおとしもの/えがしら みちこ 作』(講談社)の読み聞かせと、手遊び歌「はじまるよ」「まつぼっくり」「げんこつ山のたぬきさん」を行いました。

12月21日(土)の本番の前に、1度松永図書館で打ち合わせと練習を行いました。このとき、早速、絵本を読んでみよう!と言うことで絵本を読むことに挑戦。絵本の文章はすべてひらがなで書かれているので簡単だと思われがちですが、実はそれは大間違い!大人が読むにはとても難しく、松永図書館のスタッフの方も「大人がひらがなだけの文章を読むのは、とても難しいんです」とおっしゃっていました。実際、近藤さんも「ひらがなだけって難しい!」と感じていたようです。

それから本番に向けて自主練を重ね、福山大学附属図書館のスタッフの前で、しっかりと読めているか、改善点を聞きながら練習していました。本番前の松永図書館でのリハーサルでも、スタッフの方々にアドバイスをもらいながら、気になる点を修正していきました。その努力が実を結び、しっかりと成果を発揮できました。

本番では、最初の挨拶に続いて、導入に「はじまるよ」の手遊び歌を行いました。手を動かしながら子どもたちの方を見て歌い、注意を引きつけました。そして子どもたちの注意を引きつけたところで『クリスマスのおとしもの』を読みました。練習の成果もあって、詰まることなくしっかりと読み進めることができました。本の持ち方も子どもたちが見やすいように工夫し、読む時と本をめくる時のタイミングの“間”も絶妙でした。松永図書館スタッフの方からも「良いタイミングで本をめくれていた」とお褒めの言葉をいただきました。

読んでいるところを真剣に聞く子どもたち

続いて「まつぼっくり」の手遊び歌では、スタッフの方が持参された本格的なベルの音に合わせて歌いました。きれいなベルの音は、子どもたちを引きつける力があり、手遊びをしながら歌うことで、さらに楽しさが増しました。子どもたちも一緒になって歌って手遊びをしていました。

子どもたちと一緒に「まつぼっくり」の手遊び歌

おはなし会の最後には「げんこつ山のたぬきさん」の手遊び歌を行いました。近藤さんも、子どもたちに向けて歌いながら手遊びをしていました。子どもたちにもおなじみの歌だったようで、一緒に楽しんで参加している様子は微笑ましいものでした。

おはなし会が終わると、子どもたちはスタッフの方が用意してくださったプレゼントを受け取り、嬉しそうに帰っていきました。

帰る子どもにプレゼント!「また遊びに来てね~」

おはなし会の後は、会場のクリスマスツリーのタペストリーを図書館の入り口に移動させ、飾り付けのお手伝いをしました。本学のスタッフも参加し、近藤さんと楽しそうに飾り付けをしていました。

「ここに貼るとバランスいいですか?」と2人で真剣にタペストリーに飾りつけ

今回のおはなし会を通じて、近藤さんからは「読み聞かせをしていて、子どもたちが興味津々で聞いてくれている姿にとても嬉しく思いました。今年のクリスマスで思い出の1日として残ってくれたら嬉しく思います。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。」とのコメントをいただきました。子どもたちと触れ合う貴重な機会となり、良い経験ができたのではないでしょうか。

今後も地域の図書館との交流を深め、さまざまな経験を積んでいってもらえたらと思います。

 

学長から一言:地元の松永図書館との連携・協力事業として、子ども達に絵本を読み聞かせるなどの活動に参加した図書館のボランティア活動グループの図書館倶楽部の近藤乙葉さん、お疲れ様でした。子ども達が喜ぶ顔や姿を見て、きっと自分自身が嬉しく、幸せな気持ちになったのではないかと思います。これからも息長く続けて下さい。