アマモ再生研究~種子回収の様子

海洋植物科学研究室では、今年で3年目となるアマモ再生研究(ブルーカーボン研究)を、山岸教授と4年生が企業と連携して進めています。

因島の調査海岸で作業する研究室4年生

春に種子をつけたアマモの生殖株を採集し、すべての種子が熟して落ちきるまで水槽の中に入れておきます。

採集したアマモ。花や種子をつけています。

手前の袋にアマモを入れて水槽に入れておきます。

約2ヶ月後の様子。袋の底に楕円形の種子(矢印)がたくさん落ちています。

これらの種子を手作業できれいに選別していきます。

アマモの種子を選別している様子。

今年は昨年よりも多くの種子が回収できました。種子は海水に入れて冷暗所で保存しておきます。

水温が下がる冬には、これらの種子を用いて海岸でアマモを増やす実験を行います。現在、アマモがうまく育つような方法について検討し準備をしているところです!

 

アマモ再生研究は、広島ホームテレビ『ピタニュー』地球派宣言コーナーで取り上げられました!(下はHPへのリンク)

地球温暖化を食い止める一つの手段として注目の「アマモ」 福山大がアマモを増やす技術の開発に取り組む|地球派宣言