研究・産学連携

福山大学の研究について

Research and Industry-University Cooperation

研究・産学連携

地域社会の知の拠点として、研究・産学連携を積極的に推進

地域社会や地域企業が抱える様々な課題を解決するための産学連携や研究・教育・文化・スポーツの拠点となるための小中高等学校との連携は、大学の社会貢献の柱であり本学でも重要なミッションの一つと捉えています。このミッションを推進するための教育・研究施設、助成金事業、社会連携活動、公開講座および福山大学研究・教育支援基金などをご紹介します。

 

地域に根ざした教育・研究・センター

地域の発展に貢献する多様な未来創造人を目指す!

福山大学は「地域の中核となる幅広い職業人の育成」をミッションとし、「地域のつながり」を学びの中に多く取り入れて専門力と人間力を高め、地域を想い、地域に愛され、地域から国際社会につながる『未来創造人』を育成します。

備後圏域経済・文化研究センター

備後圏域経済・文化研究センターは、「備後圏域」を主軸とした地域連携の拠点機能を果たすべく設立されました。古来より陸路・海路の要衝として栄えた福山には、豊かな経済・文化の歴史的遺産があります。「経済研究部門」「文化研究部門」を擁する本センターでは、地域経済・文化のルーツを探求し、その地域の知恵を現代によみがえらせ、持続可能な備後地域社会の再生に貢献することを目指します。

 

研究施設・設備

福山大学附属図書館

福山大学附属図書館は、福山大学の教育理念の「全人教育」と 「知行合一の教育」を踏まえるとともに、現代の図書館に求められる、本を通して人々が集まり、新たな知を生み出す、人間の創造的な活動の場所であることを目指し、その実現に向けて努力します。

共同利用センター

共同利用センターは、福山大学の主要な施設・設備の計画的整備と効率的な管理運営を目的として設置されました。本センターは、教育・研究機器を整備して教育・研究の推進を目的とした教育・研究機器設備部門、ICT機器およびICTサービス全般の企画運営を統括するICTサービス部門、実験室などの環境分析などを行い学生や教職員の安全と健康を守ることを目的とした作業環境管理部門の3つの部門とICT活用教育の開発と推進のための専門委員会で構成されています。

研究施設・センター・水族館

研究推進の組織として、工学を基盤として防災に関わる研究や先端テクノロジーを活用した人々の安全安心や暮らしの向上の研究を推進する安全安心防災教育研究センター、生命工学と薬学を基盤として瀬戸内をフィールドとした環境・生態および健康に関する研究を推進するグリーンサイエンス研究センター、海の有用資源の生態解明や種苗生産・育種の研究や所属水族館を利用した社会貢献を推進する内海生物資源研究所を有しています。

社会連携センター

「地(知)の拠点」としての連携活動

社会連携センターは、地域社会と福山大学を結ぶ“連携活動”を支援しています。連携活動とは、地域社会から教育・研究や技術に関する要望を受け、大学の教育・研究資源や成果を地域社会に還元することです。受託・共同研究や知財に関する基盤整備や学外の有益な情報をセンターニュースで教職員に広報しています。地域に根ざした「地(知)の拠点」として地域の発展・創生に貢献することを目的に、主な行事として毎年6月に研究成果発表会、9~10月に公開講座を開催しています。

学校法人福山大学社会連携推進センター

当センターでは、福山大学と福山平成大学が地域との社会連携を推進することを目的として、色々な活動が展開されています。入試に関わる行事や学部学科が主宰する学会関連の行事など大学主催行事だけでなく、企業、他大学、福山市などと連携して進める共催事業もあります。
更に当センターをサテライト教室として活用し、一部の授業が当センターで開催されています。
当センターには、「子育てステーション」(人間文化学部心理学科主宰)が開設されており、地域の方々と連携した活動が展開されています。

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公開講座

公開講座の目的は、福山大学教員の研究成果を地域社会に公開し、社会の人々に生活及び職業上の専門的な知識と一般教養を高める学習機会を提供し、生涯学習の振興と文化的、産業・経済的な発展に寄与することにあります。

今年も9月~10月に福山大学において、全5回にわたって開催します。地域密着型総合大学として、地域貢献を目指す研究教育の一環として取り組み始めた公開講座は、幅広い地域住民の方々に認知され、定着しています。様々な学問的観点に立脚した研究者の生き生きとした講義を是非ともご聴講ください。

令和5年度の公開講座については、対面講座とオンデマンド講座の2種類で

開催します。

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【問い合わせ先】総務部企画・文書課

【電話番号】084-936-2111(代)

 

助成金事業・プロジェクト

福山大学大学ブランド研究

里山、里海に囲まれた地域の特徴を活かし、人との関わりの中で生物多様性を育む里山・里海を研究し自然共生社会への道を模索すると共に、それを維持しつつ資源を利用し、ものづくりを含む経済活動や文化活動を活性化する福山大学大学ブランド研究「瀬戸内の里山・里海学」を展開しています。里山・里海に根ざす未来のまちのあり方を提示する「瀬戸内モデル」の構築に全学を挙げて取り組み、福山大学ブランドとしの確立を目指します。

公的研究費不正使用防止の取り組み

福山大学では、文部科学省の「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」及び「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に基づき、公的研究費を適正に管理・運営するための体制と研究活動の不正行為を防止するための体制を整備しました。
ついては、教職員に周知徹底するとともに、全学を挙げて公的研究費の不適切な使用防止及び研究活動の不正行為防止に取り組みます。

関連資料

 

安全保障輸出管理

 

福山大学研究・教育支援基金

福山大学研究・教育支援基金へのご寄附について

私立大学を取り巻く環境は厳しさを増し、健全な財政基盤維持のためには財源の多様化が不可欠であります。本学では、公的な外部資金の獲得、業務合理化による経費削減等の自助努力を進めておりますが、ご寄付、とりわけ地域の企業や個人からのご寄付は本学の教育・研究の向上に資するのみならず、地域と大学の絆を深める貴重な財政支援であると考えております。
つきましては、上記趣旨をご理解の上ご支援・ご協力を賜りたく、お願い申し上げます。