薬学部教員の研究が『中国新聞』に掲載されました!
巷では、コロナ感染はまだ残ってはいるものの、急速に普段の生活に復帰しているように感じます。秋祭りやコンサートにもいけるようになったり、スポーツも会場で声をだして応援できるようにもなりました。そんな秋の日に嬉しいニュースが飛び込みました。以下は薬学部学部長の井上教授からの報告です。
良い気候になったとはいえ、まだコロナの心配はつきず、マスクも完全には手放せませんね。そこに立ち向かう薬学部の前原昭次准教授の研究が中国新聞(2023.10.16朝刊)で公表されました。救世主はなんと、「ヨモギ」です。福山大学のまわりにもあちこちに茂っているあの「ヨモギ」です。
前原准教授によりますと、「ヨモギ」には目にみえないような小さな生物(微生物)がくっついていまして、その微生物に新型コロナウィルスの増殖を抑制するものがいることを発見したということです。まだまだ今後の研究も必要ということですが、最近のお天気のように澄み切った希望の光がみえますね。
前原准教授(研究発表ポスターの前で)
ただいま実験中
福山大学では、前原准教授の発見を称えて、理事長から「理事長賞」が授与されました。
左から、鶴田副学長、大塚学長、前原准教授、鈴木理事長、井上薬学部長
理事長も学長もこの発見がとてもうれしかったように見えます。私も薬学部の学部長として、とってもうれしい1日となりました。
前原准教授は、次のように話しています。
「この度は、理事長賞をいただきありがとうございます。また、受賞の際にいただいた理事長の激励のお言葉に感謝いたします。この結果を基に成分研究を行い、治療薬開発に貢献できればと思います。」
前原准教授の今後のさらなる活躍が期待されます!
本ブログの詳細は2023年10月19日の学長室ブログ『【薬学部】『中国新聞』に薬学部教員の研究が掲載されました!』をご覧ください。
薬学部SO