薬学部学生が、ヤング薬物乱用防止指導員に広島県知事より任命!
薬物乱用防止の啓発活動を行っているグループ『劇団「危防」』(以前に、学長室ブログでも紹介した団体で、「危防」というのは危険ドラッグ防止の略で希望へとつなぐことを意味しています)に所属する薬学部3年生の7名が『広島県ヤング薬物乱用防止指導員』に広島県知事より任命されました。顧問の薬学部・石津 隆教授からの投稿です。
最近、薬物乱用のニュースを頻繁に見るようになってきました。覚せい剤やMDMAによるニュースが依然として多く、それに加えて大麻によるものも増加しているのが現状です。特に、20歳代及び未成年者の乱用者が増加してきており、さらなる低年齢化が懸念されています。そのため、青少年に対する薬物乱用防止に向けた啓発が急務となっています。
そこで、広島県では広島県薬物乱用防止指導員やライオンズクラブと連携して、広島県下の大学において、薬物乱用防止について積極的に活動している学生に『広島県ヤング薬物乱用防止指導員』として地域活動を通じて薬物乱用を拒絶する社会・環境づくりに努めてもらうことになりました。
『広島県ヤング薬物乱用防止指導員』は、薬物乱用防止教育認定講師養成講座を受講して大学生薬物乱用防止教育認定講師として登録されており、日頃から薬物乱用防止の活動を積極的に行っている学生の中から選ばれます。
本学からは薬学部3年生の以下7名が広島県ヤング薬物乱用防止指導員として任命され、2019年12月26日に鶴田 泰人薬学部長より湯崎 英彦広島県知事からの委嘱状が伝達されました。
劇団座長の植松浩之君(英明高等学校出身)と団員の浅田一樹君(広島城北高等学校出身)、榧木 翔君、河崎夏子さん(府中高等学校出身)、岸本大樹君(福山誠之館高等学校出身)、松岡悠香さん(岡山龍谷高等学校出身)、山根彩楓さん(吉備高原学園高等学校出身)です。
昨年の2019年11月29日には、福山市立新市中央中学校の体育館において、全校生徒に薬物乱用防止をテーマとした劇を行いました。これに対して、福山新市ライオンズクラブより感謝状が授与されています。
このような劇団「危防」の活躍により、この薬学部7名が広島県ヤ ング薬物乱用防止指導員として任命されました。今後は、広島県で行われる薬物乱用防止の催しやイベントに参加して、薬物乱用防止について広く活動していくことになっています。
以上のことについて、2020年1月16日に学長室を訪問し、松田文子学長に報告いたしました。