【薬学部】健康ふくやま21フェスティバル2014!
こんにちは。 学長室ブログスタッフ、薬学部の “ M ” です。
広島びんごフィジカルアセスメント研究会の福山大学薬学部代表、西尾教授からのレポートです。
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福山市社会福祉協議会の主催のもと、ひろげよう!緑いっぱい元気なまちづくりをテーマに “ 健康ふくやま21フェスティバル2014 ” が開催されました。 大学祭の同日、10月18日、19日の開催でした。
福山大学薬学部の教員で組織されている「広島びんごフィジカルアセスメント研究会」は、「あなたの肺年齢は!あなたの呼吸をチェックしてみませんか?COPDとは?」をテーマに参加しました。 また、9月の学長室ブログ「コンケン大学(タイ)薬学生の日本での実務実習を支援しています!」で紹介されたコンケン大学薬学部6年生の3名も実務実習の一環として参加しました。
会場では、最近、生活習慣病として特に問題となっているCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の啓発活動を行いました。 ポスター展示、リーフレット配付に加えて、呼吸チェックアンケートの実施およびハイチェッカーによる肺年齢の測定を行いました。 アンケートの内容には、「タバコを吸っていますか? 咳は痰が出ることがありませんか? 息切れしませんか?」などの項目が含まれています。
同時に4名への対応でしたが、常に順番待ちの状態でした。
生活習慣病COPDとは無関係の方々とのコミュニケーションも必要でした。
多くの来場者にCOPDに対して興味を示していただき、2日間で約200名の方々にアンケート調査と肺年齢測定に協力していただきました。 アンケート結果では、一般市民の生活習慣病であるCOPDに対する認識度は、まだまだ低いものであることが判明しました。
福山大学で実務実習中のコンケン大学生も、アンケート調査を経験しました。
コンケン大学生は、覚えたての日本語でのコミュニケーションにも挑戦しました。
ハイチェッカーによる肺年齢の測定においては、勢いよく一気に息を吹き出す必要があるため、頑張りとコツが必要です。 スタッフが率先してデモンストレーションしました。
実際の来場者による「肺年齢」測定の様子です。 スタッフによる力強い励ましが必須です。
測定結果はメモとして持って帰っていただきましたが、自分自身の肺年齢の高さに(特に、喫煙経験者は)驚きを隠せない来場者が多数でした。 我々のこのような活動が、“ 元気なまちづくり ” に役立てばとの思いで、今後も活動を行っていきます。
「 広島びんごフィジカルアセスメント研究会 」
福山大学薬学部、西尾(代表者)、杉原、小嶋、田中、土谷、上敷領
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上記の活動に加えて、同会場の福山市薬剤師会ブースでは、福山市薬剤師会会長で福山大学薬学部の客員教授である 村上教授の指導のもとに、本学薬学部1年生が活躍していました。
イエローグリーンリボン運動(受動喫煙の防止)。
危険ドラック防止運動。
健康薬用ジュースの試飲。
様々なコーナーを設け、“ 健康な身体と健全な町づくり ” について、地域の方々に考えていただく キッカケ を提供してきました。
学長から一言:大学祭と重なっていけませんでしたが、こちらも有意義で楽しいお祭りでしたね!!