
【薬学研究科】広瀬雅一講師、博士(薬学)の学位を取得!
薬学研究科(https://www.fukuyama-u.ac.jp/course/grad/grad-pharm/)では、新たに論文博士号取得者が誕生しました。薬学部の広瀬雅一講師です。学位記授与の様子について、今重之薬学研究科長からの報告です(投稿者:五郎丸)。
広瀬講師は、今年度、学位論文「改訂モデル・コアカリキュラムに準拠した薬局実務実習の学修成果向上を指向した新規の施策とその評価」を提出され、その成果が認められ博士(薬学)の学位が授与されました。心よりお祝い申し上げます。
令和7年3月20日(木)に執り行われた卒業生・修了生の学位記授与式後に、学長室で大塚学長から広瀬講師に学位記が授与されました。学位記授与の様子から、緊張していることが見て取れます。
学長室では、大塚学長、鶴田副学長、平副学長、伊丹副学長と懇談後に記念撮影しました。こちらも少し硬い表情ですね。

写真左から、伊丹副学長、平副学長、大塚学長、広瀬講師、今薬学研究科長、鶴田副学長
広瀬講師は、少々変わった経歴を有しております。製薬会社から、薬局経営者、その後に大学教員です。何と、広瀬講師と筆者は福山大学へ同期着任です。また民間企業を経験しているという点でも同じですね。広瀬講師の研究内容については、FUKUDAI Magの「【薬学研究科】学位論文公聴会-薬学教育の新たな発展に向けて」に掲載しておりますので詳細は割愛しますが、広瀬先生の学位論文を読ませていただき、これまでの様々な経験が生きているなと感心しました。
広瀬講師が開発した新規の施策と評価法で、薬学部学生の効果的な学修成果を持続的に向上させていたたくことを期待します。
■ 広瀬講師からコメント
先生方のご指導ならびに薬局薬剤師の方々のご助力により、博士(薬学)の学位を取得することができました。この場をお借りして、深く御礼申し上げます。薬学における臨床教育は、まだまだ発展途上の段階にあります。学内外の実務家教員、医療現場の薬剤師ならびに医療に関わる企業等の方々との協働により、薬学生から若手薬剤師までを対象としたシームレスな教育手法を築けるよう引き続き努めていく所存です。
■ 今研究科長からコメント
広瀬先生、この度は学位取得、本当におめでとうございます。広瀬先生がこれまでコツコツと積み上げた成果の集大成のような学位論文であったと思います。外部資金の内定もあったとのことで、来年度から更なる教育・研究の活性化を期待します。
学長から一言:実務家としての経験を活かしながら、本学での教育に長年携わって来た広瀬雅一講師が、そうした経験も踏まえながら書き上げた博士論文に対して学位を授与できたことは、本学としても、この上ない喜びです。改めて「おめでとうございます」と申し上げます。これから薬学部・薬学研究科の教育に対して、これまで以上の貢献を行って頂けるものと確信しています。