【プレスリリース】ポーランド・ヴィスチュラ大学と学術教育交流協定を締結
福山大学は、平成30年8月3日にポーランド共和国のヴィスチュラ大学(Vistula University)と学術教育交流協定を締結しました。これにより、ヨーロッパでは、ブルガリア共和国の2つの協定大学に次ぐ3つ目の協定大学となり、EU圏の大学との交流が一層広がることを期待しています。なお、ヴィスチュラ大学にとって、福山大学は日本における初めての協定大学となります。
【ヴィスチュラ大学の概要】
ヴィスチュラ大学は、ポーランド・ワルシャワ市内にある私立総合大学です。1992年にファイナンスアカデミーの名称で設立され、2009年にヴィスチュラ大学に名称変更されました。その成り立ちから分かるように、経済学、ファイナンス、国際関係学を中心に、ジャーナリズム、英語、グラフィクス、コンピュータエンジニアリング、建築学科などの学科で構成されており、本学の諸学科との親和性が高い大学です。約5,500名の学生の半数が留学生であり、その出身国は43か国に及ぶという、ポーランドの中で最も国際的な大学とされています。近年設立された比較的新しい大学ですが、積極的な海外開拓を進めており、本学は日本における初めての協定大学となりました。
【今後の交流の可能性】
ポーランドには多くの日系企業が進出しており、在ポーランド日本商工会には90の企業・組織が所属するなど、日本との強い経済関係を持っている国です。また、親日的な国民が多く、日本文化に対する関心も高いと言われています。一方、最近では英国のEU離脱「Brexit」や中国の一帯一路構想などで改めて注目が集まった国でもあります。
こうしたことを背景にして、福山大学はヴィスチュラ大学と学術教育交流を推進していきます。具体的には、ヴィスチュラ大学等の協力の下、本年8月に本学経済学部国際経済学科の海外研修プログラムをポーランド等の東欧諸国で実施します。親日的な国における海外研修を通じて、本学学生の海外への関心を良い形で高めることができると考えています。また、研究交流については、特にユーラシア研究の発展が期待されます。ヴィスチュラ大学には「アジア研究所」があり、中国の一帯一路政策を契機としたユーラシアの経済活性化に関心を高めています。
☆本件に関するお問い合わせ先☆
【担当者】福山大学学務部国際交流課
【電話番号】084-936-2112(内線2270)【E-mail】kokusaikouryuuka@fuss.fukuyama-u.ac.jp