因島キャンパスに新たな学舎が加わります!!
海洋生物科学科は、福山市東村町に在る本学キャンパスと、尾道市因島に在る因島キャンパスで教育・研究活動を行っています。この因島キャンパスに、新たな学舎が加わります。
新たな学舎
新たな学舎は、ただ今建築工事の真っ最中で、外観はほぼ完成し、内装の整備が進んでいます。この新棟には学生実験室や実習室などがあり、現存の学生実験室と共同実験室等を共有することで、学びのスペースが一層拡大されます。
因島キャンパスは海の生きものワールド
瀬戸内海に面した因島キャンパスには、大学附属のマリンバイオセンター水族館があります。海洋生物科学科の研究室の一つ「アクアリウム科学研究室」では、この水族館施設を活用した卒業研究を行っています。また、1~3年生の各学年で実施される学生実験の一部でも、水族館施設を使用した実習がプログラムされています。また、学芸員養成課程の実習も行います。
また、因島キャンパスには増養殖施設が完備されており、「沿岸資源培養学研究室」では瀬戸内海の有用魚であるシロギス・キジハタ・オニオコゼなどの増養殖研究を行っています。この施設では、親魚の養成から採卵、仔稚魚から成魚に至るまでの一連の飼育管理が可能です。これらの魚の成体飼育のほかに、餌となる動物プランクトンの培養も卒業研究の一環として行っています。
さらに、「水産資源培養学研究室」と「水族生態遺伝学研究室」では、キャンパスの目の前に広がる瀬戸内海をフィールドとして、里海の沿岸生態系や生物多様性などの研究を学生とともに行っています。
これまでも、そして、これからの教育・研究
因島キャンパスでは、瀬戸内の里山・里海、魚介類の飼育施設、水族館を教育・研究フィールドとして、海洋生物の生態や有用資源の増養殖、水族館等の展示開発について教育・研究活動を展開しています。そして、新たに研修・ゼミ活動の拠点となる施設や実験・標本処理設備等が整備されたことで、一層の研究成果や地域に根差した情報発信を行っていきます!!