【プレスリリース】福山大留学生による多国籍料理教室 第4弾 ブルガリア料理!
食卓から世界を旅し、優秀な留学生と交流できる「留学生による多国籍料理教室」(福山大学国際センター主催)。今回はブルガリア人交換留学生の協力を得て、6月23日(土)に本郷コミュニティセンターで、「バラエティ豊かなブルガリア料理」を作る予定です。
講師は、人間文化学部人間文化学科のPETROV MARTIN LYUDMILOV(マルティン君)と同学部心理学科のSHARKOVA SOFIYA PETROVA(ソフィアさん)及びその他2名のブルガリア人です。福山大学には現在ブルガリア人留学生が3名在籍しています。料理教室の話しを持ちかけると、普段あまり自炊しないという彼らも奮って自薦したため、今回は銘々の思いが込められた一品を紹介してもらうことにしました。また心強いことにマルティン君の母親のペトロヴァ・ボイカさんも息子と二人三脚で料理を指導することになり、「お袋の味」を味わうことが期待できそうです。
料理はパルネニ・チュッシュキ(肉詰めピーマン)、ショップスカサラダとタラトル(夏に食べる独特の冷たいスープ)の他、ムサカ(ギリシャ風グラタン)、パン、デザート等も用意します。ブルガリア料理はバルカン半島諸国の影響を受けて実に多彩であり、「バラエティ豊か」です。
かつて戦争の傷を癒すため、福山市はバラを植え始めたと言います。バラの縁で福山市とブルガリア共和国が結ばれ、更にその交流を背景に、福山大学とブルガリアの名門大学ソフィア大学(2010年)及びブェリコ・タルノヴォ大学(2016年)は学術教育交流協定を結び学生の相互派遣など盛んに交流してきました。このように、バラは平和のメッセージを載せて、戦災で荒廃した街に潤いを与え、人々の心に和らぎを取り戻し、更に国際交流の輪を広げてきました。ある意味では料理もまた花に似ているかもしれません。料理も作る人の思いが込められ、私たちの心身を癒し、心と心を通わせる不思議な力を持っていると思います。福山大学には中国をはじめ、ベトナム、ブルガリア、インドネシア等からの留学生が多数在籍しています。今後も多国籍料理教室を通して、留学生と地域の方との交流促進、地域のグローバル化に寄与できるよう取り組んでいきたいと思います。
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