【プレスリリース】地域と結びついて大学伝統の米作りを継承~福山大学と東村町が田植えでコラボ~

 福山大学は昭和50(1975)年の開学以来、40数年にわたって大学キャンパス内の田んぼでのコメ作り、そして収穫した餅米を使って大学祭で餅をつき、学生と教職員が賞味するのを伝統にしてきました。昨年度からはこの伝統行事の趣向を変え、田んぼをキャンパス内から大学所在地である東村町の一角に移して地元の人たちと一緒になり、地域と結びついた新たな伝統を作るために再出発しました。今年も地域と結びつき、地域とともに活性化する「地域共創」に向かう新たな歩みのため、賑やかに田植えを行います。 

記 

〇日時:令和元年5月25日(土)9:00~ 

〇場所:福山市東村町2453番地の東村小学校に隣接する田んぼ 

〇概要:古代から日本人は米を主食とし、収穫までに多くの人の手を必要とするコメ作りの作業を通して 共同体意識を培ってきました。福山大学では学生と教職員がコメ作り(餅米)を行い、収穫した米を使って秋の大学祭(三蔵祭)で餅をつき、ともに収穫の喜びを分かち合うことを伝統としてきました。本学のこの活動も協働することの意義を確認し、福山大学という共同体のメンバーであることの自覚を強めることをねらったものです。その行事を、現在は地域ぐるみで展開しています。活動の中心になるのは、全学各分野の学生からなる福山大学稲作研究同好会(部長:工学部情報工学科4年生の郷坪泰樹さん)ですが、生命工学部生物工学科2年の有志やブルガリアからの留学生も参加します。パートナーは東村町で学校給食食材納入に携わるグループの若草会(杉原直道会長・廻野明倫事務局長)をはじめとする地元の皆さんです。本学が目指す「地域と結びついた大学」という観点から見て、このコメ作りは最も身近な地域である東村町との連携を強固にし、ともに活性化するうえで、極めて意義深いことです。老いも若きも一緒になって汗を流して田植えをする姿には、「地域共創」を考えるヒントが見られるはずです。

 


☆本件に関するお問い合わせ先☆ 

【担当者】大塚 豊(副学長、大学教育センター長) ※福山大学稲作研究同好会顧問

【電話番号】084-936-2112(内線:2234) 【FAX】084-936-2021 

【E-mail】yotsuka@fukuyama-u.ac.jp 

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