新元号(令和)に関する館内展示のお知らせ
2019年5月1日から元号が「平成」から「令和」に変わりました。図書館では、国からの通知文章や、皇室関連の資料を集めて展示を行っています。
皇族といっても、その実情は私を含め、皆さんもあまりよく知りませんよね。
少しですが調べてみました。テレビでは、新年の一般参賀、天皇誕生日の一般参賀や、叙勲の時には、マスコミが入りテレビでお顔が拝見できますが、それ以外の行事は国民にはほとんど知らされません。天皇の定例行事としては年18回ほど行われています。2019年5月からは、今上(平成)天皇は退位され、上皇(正式名称:太上天皇)となられます。今度は仙洞(せんとう)御所が新しい住まいになります。そして、平成時代の皇太子(浩宮さま)が天皇陛下にご即位され、皇居で公務を執行されます。テレビでもあまり見かけない皇室のメンバーのお顔の写真と家系図、皇室が所有している主な施設・大きさ等を一覧にし、その大きさを東京ドームと比較したものや、図書館らしく「万葉集」の所蔵本からの新元号である二文字の引用元(原文と和文)の紹介や、国からの届いた公式文章(発表文章)、「即位の礼」「大嘗祭」など、天皇が皇位を継承する際に着る装束となる「御引直衣(おひきのうし)」や「御束帯(おんそくたい)」そして平成3年に美智子様が着ていた「小袿長袴(こうちぎながばかま)」を展示しています。
この機会に是非、国の象徴としての皇室に興味を持ってみてはいかがでしょうか。
参考図書:「万葉集 二」(日本古典文学大系5)岩波書店、「有職装束大全」八條忠基、平凡社
この本はどちらも貸出できます。ご利用ください。
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なお、現在15号館図書館本館ピロティ―では、新入生の生活の場である、松永を紹介するために、模型を作って商店等の紹介をしています。新1年生も5月に入り新生活も落ち着いてくることおもいます。そこで現在、図書館員で展示内容を新しく変更しようと作業を進めている真っ最中です。こうご期待。