【生物工学科】ラオスのラム酒 LAODI が立て続けに金賞を受賞!!

生物工学科の「バイオ経済・企業論」で非常勤講師をお願いしている井上育三氏より、ラオスで製造しているラム酒 LAODI 55月13日と15日、スピリッツのコンテストで連続して金賞(Gold prize)を受賞したとの知らせが届きました!学長室ブログメンバーの吉崎が投稿します。

 


まず最初はWomen’s International Trophyから。これはドイツで開かれているワイン、スピリッツ、ビールのコンペティションで、女性だけがテイスティングをして得票を競うというものです。ヨーロッパでは伝統のある品評会で、言ってみれば女性が選ぶ美味しい酒、もっと言うなら女性が作る品質のいい酒のコンペです。

このコンペのスピリッツ部門で LAODI の Sugarcane Brown Rum 42% が見事金賞に輝きました。これはまさに快挙です!井上氏も「まさかとは思うけど、取れたらいいなあ」と言っていた賞です。以前にソーシャルプロダクツアワードに選ばれたことを学長室ブログで紹介しましたが、この時 の受賞理由の一つが「ラム酒を通じてラオスの女性の雇用創出や産業振興、地域活性化に貢献している」ということでした。井上氏は「女性だけでも経営できるラム酒製造会社を、ラオスに残してあげたい・・」との思いで今日まで頑張ってきています。このことは真に LAODI の女性社員の励みになることでしょう。私たち関係者も本当にうれしく思います。

 

Women’s International Trophy の受賞の興奮が冷めやらぬ5月15日、今度は「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション-TWSC」のラム酒部門で金賞受賞の知らせが届きました。                                
TWSCは、2019年に始まったウイスキーとスピリッツに特化した日本で唯一の品評会です。スーパー金賞は逃したものの、ラオディ2018ワイン カスク(アルコール57.2%)がラム酒部門の結構高い位置での金賞受賞です。コロナが落ちついて、いよいよ LAODI は攻めのステージに到達したような気がします。井上氏曰く「糠喜びは後が辛いので、気を引き締めて頑張ります!」。LAODI社には福山大学ラオス醸造研修所も設置されており、ラオス海外研修()で大変お世話になっています。私たちも自分のことのように嬉しく、応援しています。

 

学長から一言:本学の醸造研修所が置かれ、本学と深いつながりのあるラオスのラム酒製造会社LAODI社の製品が、2つの品評会でいずれも金賞獲得という快挙。LAODIの名は今や愛飲家の世界にとどろくようになって来たようです。これも井上育三氏を初めとする関係の方々のご努力の賜物。本当におめでとうございます!ラム酒LAODIで私も遠くから祝杯を挙げることにします。