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生物科学科
太田 雅也(おおた まさや)
職 名 | 教授 |
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学 位 | 博士(工学) |
専門分野 | 糖鎖生物学 |
担当科目 | 分析化学、生物有機化学、構造生化学、環境分析学、生化学実験 など |
メッセージ | 糖鎖って、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、天然に広く分布しており、しかも多様な生物学的役割を果たしています。命の誕生にも糖鎖が深く関わっています。そんな糖鎖の構造、生合成、生物学的役割を探究するのが糖鎖生物学です。 |
複合糖質の糖鎖構造と生物学的役割
糖タンパク質や糖脂質などの複合糖質の糖鎖には、非常に高度な構造多様性が存在し、細胞を識別する働き、感染、炎症、ガンなどの疾病との関わりなどの機能を有しています。しかも炎症やガン化により糖鎖構造が変化することから、腫瘍マーカーとして臨床検査にも使用されています。本研究室では、様々な複合糖質の多様な糖鎖を種々の方法で分離し、質量分析などを駆使してその構造を解析し、それら糖鎖の生物学的な役割(生理活性)についての関わりを調べています。
糖タンパク質糖鎖の解析法
植物や微生物を利用した環境汚染物質の浄化
微生物や植物機能のポテンシャルを活かした環境化学物質のアッセイと浄化技術の開発を目指しています。特に、脂溶性異物の取り込みの増強やアッセイの精度管理に係わる成分として、微生物の生産する糖脂質バイオサーファクタントや、セイタカアワダチソウやヨウシュヤマゴボウ中に含まれるサーファクタント成分を検索し、それらの分離、解析、そして脂溶性物質の溶解性について調べています。
ヨウシュヤマゴボウ