【生物科学科】岡山県立津山高校の生徒さんがSSHの実験に来られました!
8月1日(木)と2日(金)の2日間、岡山県立津山高等学校の生徒さんが、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の一環で化学実験をしに来られました。
これはもう12年も続く恒例のイベントで、本学の秦野琢之名誉教授が同校の卒業生であることが縁で始まったと伺っています(下の写真: 後ろで見守っているのが秦野名誉教授)。 初日の午前中は秦野名誉教授が簡単に授業し、午後は実験の説明と前半の実験を行いました。 その日は福山市内のホテルに宿泊です。
2日目は引き続き実験を行います。 この日の午後には同校の滝澤浩三校長がお見えになり、あわせて本学の大塚豊学長も見学に来られました。 下の写真は、実験室で歓談する滝澤浩三津山高校長(右)と大塚豊福山大学長です(左)。
実験は糖質の分解を時間を追って追跡するという内容でした。 下の写真は、本実験を担当した太田雅也教授。 糖質が時間を追ってどのように加水分解されていくのかを観察し、データを纏めたあと実験内容についてディスカッションをしました。
実験が終わってからは、ブドウの糖質をアルコールに変えるワイン醸造所を見学しました。下の写真は、収穫した葡萄からブドウの粒をより分ける徐こう機という装置の説明をする秦野名誉教授。 このあと、学科のワイン貯蔵庫を見学しました。 学生さんが作ったワインは、15℃で出荷まで熟成され、まろやかな味に変化していきます。
最後に学科の玄関前で記念撮影をして、うだるような暑さの中行われた2日間の実験は無事終了しました。 皆さん、暑い中ご苦労さまでした。
下の写真は帰宅風景です。 みなさんどうぞ気をつけて帰って下さい。 また来年。