【生命栄養科学科】平成30年度臨地実習報告会
生命栄養科学科の3年生は、夏~秋にかけて、管理栄養士・栄養士が実際に働く現場で、業務の一部を体験・実習させていただく臨地実習に行きます。
実習後で学んだことを同級生・教員・後輩へ伝える報告会が先日行われました。その内容についてK助手からの報告です。
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臨地実習では「病院、老人福祉施設、小学校、給食を扱う事業所、保健所」に行き、業務の一部を体験・実習させていただきます。
それぞれの施設で1~2週間、学生自身がそれぞれ課題テーマをもって実習にあたります。
これまでの学内での授業や実験実習で学んだことを踏まえ、実際の現場でコミュニケーション能力や課題解決能力など、様々な技能や経験を習得できるように自発的に行動することが求められます。
報告会では、実際に体験したり学んだりしたことを中心に発表が行われました。
管理栄養士という国家資格は一つですが、働く場所や内容は多岐にわたります。栄養管理ひとつにとっても、病院と福祉施設では重要視されているものが異なりますし、病院だけでも急性期と慢性期では求められることが異なります。授業や教科書などを通して、文章として見ていたり知識として知っていたりしたことも、実際の業務を体験させていただくことによって、多くの驚きと発見があったという感想を思った学生が多くいました。
今回の臨地実習の体験を通して、地域や社会に貢献できる管理栄養士になるためには、今の自分には何が必要なのかをより具体的に見つめる機会になったと思います。今後は卒業研究や、国家試験を見据えた勉強、就職活動など目白押しですが、自分が理想とする管理栄養士になれるよう、今回学んだことや経験を生かして、これからの学生生活を充実させてください。