【生物工学科】コロナ禍での備後福山ワイン振興協議会の活動報告
2020年1月に日本で最初のコロナウイルス感染者が出てから、2023年5月に感染症法上5類に移行するまで、およそ3年と4ヶ月。長かったですね。学内では今も一定数の感染報告がありますが、以前のような出校制限もありませんし、ほぼコロナ禍前の日常を取り戻しています。
さて、生物工学科では「福山大学ワインプロジェクト」と称して様々な取り組みを行っています。中でも福山商工会議所、福山市、市内ワイナリーなどと進める「備後福山ワイン振興協議会」では、バスツアーの企画、福山ばら祭や駅前活性化プロジェクトへの出展など、広く市民へ地域のワインを普及する取り組みを行っています。
【生物工学科】福山大学ワインプロジェクトとは?
https://www.fukuyama-u.ac.jp/life-posts/32537/
コロナ禍でこの3年色々と制限がありましたが、その中でも取り組んだ事業をこちらに報告させていただきたいと思います。
2021.7.1~8.31
企画展「福山のお酒で乾杯!」
福山市立図書館2階郷土資料コーナーに福山大学の「備後ワイン」を含む福山のお酒を展示。
2021.11.6
OPEN STREET FUKUYAMA 2021出展
福山駅前南口エリアにブースを出展。「備後ワイン」を含む福山ワインのグラス販売を行った。
2021.11.20
ワインdeバスツアーを開催
「山野峡大田ワイナリー」と「ふなおワイナリー」を巡る倉敷コースと、「山野峡大田ワイナリー」と「瀬戸内醸造所」を巡る竹原コースに分かれ、ぶどう畑の景色や食・文化を楽しむ体験型観光ツアーを実施した。
2021.11.28
備中備後麺パラダイス出展
笠岡陸上競技場多目的広場にて、麺料理の実食に合わせ「備後ワイン」を含む福山ワインのPRを行った。
※2021年度は上記のほか、長距離観光特急列車「WEST EXPRESS銀河」の福山駅停車に合わせた福山ワインの販売、醸造者との交流などを目的とした備後福山ワインクラブの実施、ワイナリー設立希望者向けのBINGOワイン・リキュールアカデミー2021の開催、福山駅前の歩道空間等を活用したふくやまマルシェ2022の出店などを行った。
2022.5.14-15
福山ばら祭2022出展
緑町公園ふれあいコーナーにて「備後ワイン」を含む福山ワインのPRを行った。
2022.10.8
OPEN STREET FUKUYAMA 2022出店
福山駅南口エリアにて「備後ワイン」を含む福山ワインのグラス販売を実施。
2022.11.3
備後福山ワインフェス2022出展
ふくやま美術館前広場で第5回フィッシュフェスに併せて開催。「備後ワイン」を改称した「ローズマインド」を含む福山ワインのグラス販売を実施した。
2022.11.26
ワインdeバスツアーを開催
全国旅行支援をと福山市の観光支援策を活用し、ひるぜんワイナリーを訪れるバスツアーを実施、醸造者の思いに直接触れることで地域のワインへの理解を深めた。移動中の車内では山本覚教授のワイン談義が行われた。
2022.9.17、12.18
備後福山ワインクラブ「ワイナリー見学会」実施
山野峡大田ワイナリーまたは瀬戸内醸造所を訪れる参加者を募り、ぶどう畑とワイナリー見学、収穫・栽培・製造体験および醸造者との交流を行った。
※2022年度は上記のほか、備後圏域のワインと料理とのペアリング、ワイナリー設立希望者向けのBINGOワイン・リキュールアカデミー2022の開催などを行った。
2023年度は5月8日以降、新型コロナ感染症法上の位置づけが「5類」に移行し、イベントでの酒類提供やソーシャルディスタンスなどの制限がなくなります。感染拡大には当然注意を払いつつ、備後福山ワインの普及に一層力を入れてまいります!