【生物工学科】岡山県立津山高校ライフサイエンス研修
8月2、3日(水、木)の2日間、岡山県立津山高等学校理数科1年の生徒さん20数名とお二人の先生が生物工学科にお越しになり、秦野名誉教授、太田教授の指導のもと、「ライフサイエンス研修」として生物化学に関する実験・研修を行いました。
本学でのライフサイエンス研修は、10年ほど前に津山高校がスーパーサイエンスハイスクールに採択された際、秦野名誉教授が津山高校のOBだったことをきっかけに始まったと伺っています。 それ以来10年ほど続いている行事ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年と2021年は中止、昨年は1日のみの開催で、今年ほぼ4年ぶりに2日間の日程で開催することができました。
実験内容は還元糖の定量やグリコーゲンの酸加水分解を追跡する内容で、糖に関連して不斉炭素や光学活性、光学異性体や対掌体の説明などがありました。1年生はまだ本格的に化学を学んでいないとのことで、ちょっと難しかったかもしれませんが、終わってから感想を聞いたら「楽しかった」、「また実験をやってみたい」と好意的な感想が多かったと思います。
実験終了後は山本学部長からアイスクリームの差し入れが、岩本生物工学科長からは記念に簡単なお土産(化学缶バッジ)の提供がありました。暑い夏の二日間、科学(化学?)の楽しさ、実験の楽しさを感じて帰って頂ければ幸いです。