生命工学部

Faculty of Life Science and Biotechnology

【生物工学科】3年ぶりの大学祭

【生物工学科】3年ぶりの大学祭

10月22日(土)、23日(日)に、対面では3年ぶりとなる三蔵祭(大学祭)が開催され、生物工学科でも生物と化学に関する様々な展示・体験コーナーを準備しました。3年生以下の学生にとっては初めての対面での三蔵祭です。久しぶりではありましたが、たくさんの方に来ていただき、開催が実現してほんとによかったです。来年もぜひ来てくださいね。

まずはおなじみアマゴの塩焼きです。久しぶりでも大人気で、開始早々、数時間で100本も売れていました。

17号館実習室に入ると、まず見えてくるのはラオス研修のブースです。今年も14名の学生と2名の教員でラオスを訪問し、ラム酒の製造工程の研修、小学校、大学との交流、ラオス文化の学習をしてきます。2019年の研修風景はこちらからどうぞ

次に目に入ってくるのは動物の骨。骨格標本と透明標本を準備しました。顕微鏡ではアカネズミやヒメネズミの歯を拡大して観察することができ、食べるものによって歯の形が違うことがわかります。特に進化生物学の分野では骨の構造をつぶさにみることが時にとても大切です。

その反対側では菌画と称して、寒天培地上で菌を使って絵を描いてみようというコーナーを用意しました。中には、緑色蛍光タンパク質(GFP)というタンパク質をつくる遺伝子が組みこまれた細菌が使われていて、それを使って絵を描くと光のもとで光ります。バイオテクノロジーですねー。

その他、飲み物のpH測定、ビーズ作り、人工イクラ作り、ガラス玉作りなど様々なブースを準備しました。体験コーナーはいつも子供たちに人気です。

最後はワインコーナーです。ワインを造る材料であるブドウの試食と、作ったワインの香りを楽しむコーナーを設けました。ワインを造るための機材も一挙に大公開です。また、大学祭では卒業生もたくさん来てくれて、頑張っている様子を聞くこと(そして成長した様子を見ること)ができました。これも大学祭の楽しみの一つですね。

ご来場いただきました皆様に少しでも生物と化学の面白さが伝わったならば幸いです。三蔵祭は来年もあるので、またぜひ生物工学科に立ち寄ってください。

<文責 生きものを深く学ぶ 生物工学科 佐藤淳

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