【生物工学科】秦野教授のラオス通信#2
前回に引き続き、秦野教授のラオス通信#2をお届けします。 今回は福山大学ラオス醸造研修所があるLAODIへの旅です。 今年のサトウキビの作付けは例年よりやや劣るものの、まあまあの生育ということです。 よかった。
3日目(8/25)
ラオス駐在の秦野です。 いよいよLAODIに到着しました。 昔と景色は変わっていませんでした。 着いたときはものすごいスコールでしたが、昼頃止んだので、サトウキビ畑に出てみました。 今年はラオスも物価高で、肥料を十分買えなかったので、育ちの悪いところも結構ありました。 でもすごくよく育っているところもあり、全体としては昨年の8割くらいの収穫を見込んでいるとか。 今年初めて収穫する赤いサトウキビ(ラオス南部の山間部から苗を持ってきました)もまあまあ育っていました。
ラム酒工場の前にたたずむLAODI井上氏
サトウキビ畑に向かう道で一服するLAODI井上氏
サトウキビ畑への道
サトウキビ、これからぐんぐん伸びて成長します。
福山大学ラオス醸造研修所の看板
福山大学ラオス醸造研修所の看板も健在です。 この看板もすっかり板につき(もともと板だけど…)、掲げた時と比べると黒光りしています。 12月には、この前で集合写真を撮ることでしょう。
微生物実験
LAODIの事務所兼分析・研究室です。
ここにまず日本からはるばる持って行った卓上蛍光灯に紫外線殺菌灯をセットしました。
そして実験器具の滅菌(いや殺菌・・間けつ殺菌です)から始めました。 蒸し器で蒸して・・一日がかりでここまで準備しました。 サトウキビの搾り汁を培地にしました。
これに保存していたワイン酵母を植え付けて一晩様子を見ることにしました。 さてどうなることやら・・
もちろんLAODI Lady たちも健在です。
以上、8/24の報告でした。
(つづく)