【生物工学科】7/9(土)はキャンパス見学会:動物の進化・生態系
いよいよオープンキャンパスの時期がやってきましたね。高校生の皆さんは自分の興味を広げることや伸ばすことができるどうか、将来のイメージがつかめるかどうかなど、実際に大学を見て、いろんな観点から自分に合った大学、学部、学科を選んでください。福山大学では、7月9日(土)に第1回キャンパス見学会を開催します。
生物工学科のテーマは、ゲノムで切り拓く動物の進化と生態系の世界です。動物学研究室の学生と、わたくし佐藤が担当します。参加者には簡単なDNA実験を体験してもらいますよ。
学科紹介では、学生生活、教育内容、研究内容、海外研修(ラオス)、進路について主に紹介します。
今回のテーマに関わるため、より詳しく紹介したいのは、生態系・生物多様性に関わる教育です。この教育で身につく知識と技術、そして進路について説明します。興味のある高校生の皆さん、ぜひご参加ください。お待ちしておりますよ。
研究については、哺乳類を中心として様々な動物を対象に、DNAに残された痕跡に基づき進化や生態系を明らかにしてきた成果を解説するとともに、現在、4年生が行っている研究を紹介します(たとえばアカネズミやテンやヤマネや魚の食性研究など)。
下のスライドは昨年の成果です。森林生態系において、アカネズミが森の持続可能性や人の社会との共生の点で大切な役割を持つことを明らかにしました。詳しくはこちらをご覧ください。進化に関する研究例はこちらから(アザラシ、アシカ、セイウチの進化)。
バイオテクノロジーは、目に見えないものを可視化するのが得意技です。その技術により生物を理解して、その理解を社会に活用するのが、生物工学科の目的です。生物の理解なしにはたどり着けない未来があります。参加者の皆さんにはぜひ、その世界を感じていただきたいと思っています。