生命工学部

Faculty of Life Science and Biotechnology

【生命栄養科学科】卒業研究発表会

【生命栄養科学科】卒業研究発表会

1年間かけて行ってきた卒業研究の成果を、プレゼン形式で発表しました。

 

こんにちは。生命栄養科学科の学長室ブログ担当Sです。

大学生活最後の集大成とも言える、「卒業研究」の研究結果を報告する「卒業研究発表会」を実施しました。

 

生命栄養科学科では、3年次12月から研究室に配属し、そこから約1年間かけて研究を行います。1人1人が研究課題を持ち、課題解決のための調査や実験を行います。また、研究結果は、卒業論文を執筆し、卒業研究発表会にて報告します。

 

本年度の「卒業研究発表会」は、1月29日(水)、30日(木)の2日間の日程で開催されました。発表会の様子とその内容を一部、Y助手より紹介してもらいます。

 

 

***

 

 

こんにちは。生命栄養科学科の助手Yです。

本年度は、10研究室42名の学生が、研究成果を報告しました。

開会前の様子。発表を控えた4年生。緊張感が漂います。

 

 

生命栄養科学科では、10の研究室が、それぞれ「食と健康」に関する多種多様な研究を行っています。

4年次生は、自分の研究成果発表はもちろん、同級生の発表内容も熱心に聞いていました。

 

どれも大変興味深いテーマですが、今回のブログでは2研究室を紹介したいと思います。

(暗所での撮影のため、写真が暗くなっております。)

 

 

【調理学研究室(指導教員;近藤講師)】

高圧力を利用して作製したジャムについての研究を行い、報告しました。通常加熱することで作製するジャムを、加熱を行わず高い圧力をかける方法を用います。加熱しないため、果物の生の色や香りを維持できることが大きなメリットです。高圧力を利用したジャムを市販品や加熱濃縮ジャム(従来の作り方のジャム)等と比較し、評価した結果を発表しました。得られた結果をもとに、より高品質なジャムの作製をめざし、考察を行っていました。

 

 

 

【栄養教育研究室(指導教員;西准教授)】

主にこどもを対象とした栄養教育の研究をしています。今年度は、中学生がよりよい食習慣を身につけ、心身共に健やかに成長できること・日々の勉強や部活動を頑張れること、その手助けになることを目標に、食育を実践しました。事前調査で対象者の食の課題点を抽出し、食育をより効果的にするための理論や行動技法を活用しました。食育後に中学生の変化を調査・分析し、結果と客観的評価を報告、効果を高めるための今後の改善案も考察しました。

他にも、調理方法についての研究、食品の成分分析、機能性成分の効果を検証、など、様々な研究がなされていました。(詳細は生命栄養科学科ページへ!)

 

 

質疑応答では、するどい質問も。

1年間の卒業研究を通じて、研究内容の知見を深めただけでなく、課題解決のための様々な手技を身に付けたものと思います。

 

その力を活かして、管理栄養士として活躍されることを願っています。

そのためにも、まずは「めざせ!国家試験合格!」

 

国家試験まであと1ヶ月。

ラストスパート、頑張ってください!

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