生命工学部

Faculty of Life Science and Biotechnology

【健康栄養科学科】令和6年度 臨地実習報告会を実施しました!

【健康栄養科学科】令和6年度 臨地実習報告会を実施しました!

1月30日(木)に健康栄養科学科3年生の管理栄養士臨地実習報告会が行われました。
実習生らは緊張しながらも、真摯な態度で実習で学んだことを報告しました。

 

管理栄養士となるために、健康栄養科学科では3年生が学外で管理栄養士業務を学びます。
本学では、病院2週間、高齢者福祉施設1週間、保健所または小学校1週間、合わせて4週間の臨地実習を実施しています。そのため、4月から本格的にそれぞれの実習に向けての準備を進めてきました。
事前準備を整えて、8月末に保健所での公衆栄養学実習からスタートし、9月には高齢者福祉施設で校外実習、10月には小学校で給食経営管理実習、そして最終の11月または12月に、病院での臨床栄養学実習をやり遂げました。
この約1年間の学びの成果を、1月30日の臨地実習報告会にて総括しました。
臨地実習で経験した管理栄養士としての業務や、自らが設定した研究課題の報告、自身の成長や反省など、それぞれの実習先で学んだことを、自分の言葉で丁寧に報告しました。

報告会には下級生の2年生も参加もしています。先輩の発表を熱心に聴講し、次年度に自らが臨む実習をイメージし、意欲を高めていました。

 

質疑応答の際には、先生方から専門的な視点からの質問がなされます。

 

実習生は、質問を理解し、丁寧にわかりやすく応えました。

全ての実習報告が終了した後には、フリーディスカッションの時間です。実習中の体験を、学生主体で活発に討議します。
実習中に大変だったこと、嬉しかったこと、自分が成長したと思うことなど、実際に実習に行ってみたからこそ分かる管理栄養士として働くやりがいや、学生それぞれの思いを聞くことができました。
実習先で利用者様や患者様からお褒めの言葉をいただいたり、「ありがとう」と声を掛けていただいた嬉しいできごとは、努力した自分へのご褒美と噛みしめていました。
いくつもの実習課題や栄養教育の準備等で多忙な1年でしたが、「頑張ってよかった!」との安堵や満足した表情が広がっていました。

管理栄養士として働く喜びや、やりがいを実感できる、貴重な経験をさせていただきました。

 

3年生のみなさん、この1年間よく頑張りました。臨地実習の経験が、管理栄養士としてのみなさんの将来に必ず繋がります。
もうすぐ最終学年の4年生になります。就職活動も本格化します。
4年生では、専門性を探究する卒業研究、管理栄養士国家試験への準備と続きます。
しっかり努力して頑張ってください。教職員一同、応援しています。

最後になりましたが、実習生を受け入れていただいた施設の皆様には、衷心より御礼申し上げます。ご多忙の中、丁寧なご指導を賜りまして、本当にありがとうございました。

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