【グリーンサイエンス研究センター】バイオロギングカレンダー「福山大学 瀬戸内の里山・里海学」ver.
みなさま、いよいよ今年も押し詰まって参りました(師走)。年が明けたと思ったらもう年の瀬。毎年この繰り返しです。今年一年をふり返って、はたして今年何をやったのかさっぱり思い出せない! なんてことにならない様に、年始にしっかり1年の計画を立てたいものです。ということで、2019年は元号が改まることもあり、カレンダーを作ってみました。と言っても1から作るわけではありません。
バイオロギング研究
みなさまご承知のように(ご承知かどうか?)、福山大学では学長がリーダーシップを取り、全学で取り組む研究ブランディング事業「瀬戸内の里山、里海学」が走っていて、その中心が生命工学部です。その主要メンバーの一人が海洋生物科学科の渡辺伸一准教授です。渡辺先生は野生動物に小型の発信器やカメラ、センサーなどを取付け、動物の生態を記録するというバイオロギングという分野の研究者です。この手法は最近各方面で大変注目されており、テレビなどにも多数取り上げられています。このバイオロギング研究者が集う学会が日本バイオロギング研究会です。
バイオロギングカレンダー
日本バイオロギング研究会では毎年、現場の研究者が撮った乾坤一擲の野生動物写真の出来映えを競うコンテストを行っており、入選作を集めてカレンダーを作っています。2019年のカレンダーには、何と渡辺先生が松永湾で撮ったナルトビエイの写真が見事入選し、10月のページを飾っています。
せっかくの入選なので、このカレンダーに大学のロゴと“福山大学研究ブランディング事業「瀬戸内の里山、里海学」”の文字を入れてもらい、日頃お世話になっている方々や団体、一部の高等学校にもお送りしました。数が限られているのであまり多くの方の手に渡らなかったのが残念です。幸運にもカレンダーを手した方は、ぜひ多くの方が見る場所に貼ってみんなで眺めて下さい。プロカメラマンではなく、現場の研究者が撮った渾身の一枚です。
ではみなさん、2019年も良い年になりますように。