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メディア・映像学科
渡辺 浩司(わたなべ こうじ)
職 名 | 准教授 |
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学 位 | 修士(工学) |
専門分野 | オートマトン論、画像処理 |
担当科目 | 情報ネットワーク、ゲームメディア論、マルチメディア論、CG映像制作 など |
メッセージ | オートマトン、というのは耳慣れない言葉だと思います。すごくおおざっぱに言うと「出力が入力と内部状態によって決定される機械」という良くわからない抽象的なモノです。最近はは「非決定性オートマトンの最小実現」や「順序機械のオンラインの状態推定 という、やっぱり良くわからないことをあれこれ考えています。 |
順序機械のオンラインの状態推定
順序機械というあまり耳にしないものを扱っています。順序機械は論理的なモデルで、過去から現在までの入力にしたがって何らかの出力をします。例えば、100円(100円玉1枚でも50円玉2枚でも、合計100円になればOK)を入れたら商品がでる自販機の順序機械モデルを考えます。この順序機械は「自販機にいくら入れたかを表す状態」を持ち、「100円分が入った状態」に到達したら商品を出す、という動作をします。こういった順序機械の入力と出力を眺めて、順序機械がどのような状態かを決める、という課題が順序機械のオンラインの状態推定です。
簡単な順序機械
新しい自動販売機
自動販売機は非常に便利なので広く普及していますが、電力消費や商品の補充にかかるコストなど、エコロジーの観点から問題視されることが多いです。本研究では、商品の補充にかかるコストを低減するために、排出商品の決定方法、収納商品の決定方法、特に一つの収納部に複数の商品を収納する次世代自動販売機のシステムを提案しています。
次世代型自動販売機のイメージ