人間文化学部

Faculty of Human Culture and Sciences

【#心理学科】 3・4年生が奨学団体の給付奨学生に選ばれました!

【#心理学科】 3・4年生が奨学団体の給付奨学生に選ばれました!

心理学科の学部生2名が優秀な学生として奨学生に認定されました!

本日は、各奨学生の認定の報告と奨学金の使い道について、心理学科宮崎由樹准教授から届いた報告を学長室ブログメンバーの大杉がお伝えします。

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心理学科の宮崎です。

心理学科3年生の久原璃子さんが公益財団法人小松育英会の給付奨学生に、そして4年生の小川響さんが公益財団法人ハローズ財団の給付奨学生に認定されました。両奨学生は、人物・学業ともに優秀な学生であることが認定されたのです。おめでとうございます。

久原さんと小川さんは、7月上旬に学長室を訪問し、給付奨学生に認定された喜びと、その奨学金をどのように生かしているか、自身の卒業研究、そして将来の目標等について大塚学長に説明しました。

<小川さん(左)と久原さん(中央)と大塚学長(右)の談話の様子>

以下、どのように奨学金を活用しているか、久原さんと小川さんに説明してもらいました。

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この度は小松育英会の奨学生に認定していただき誠にありがとうございます。今までの努力をこのような形で評価していただけたこと、本当に嬉しく思っています。

私は公認心理師資格取得のために大学院への進学を目指しており、日々勉強に励んでいますが、そのために参考書を購入することがあります。しかし、金銭的に余裕のない中で、何冊もの参考書を購入することは出来ないため、断念することもありました。そのような中で今回奨学生に認定していただけたため、この奨学金は、参考書等を購入するために活用させていただこうと思っています。

<進学・資格試験に向けてゼミ室で毎日勉強しています。>

大学院進学に向けた勉強の他には、メンタルヘルス・マネジメント検定心理学検定合格のための勉強を行っています。検定の勉強を並行して行うことは非常に大変ですが、偏りが出ないように時間やページ数を区切って勉強するなど工夫しながら取り組んでいます。なお、メンタルヘルス・マネジメント検定はすでに合格することができ、次に受検する心理学検定への励みになりました。心理学検定は科目数が10科目あり、範囲が心理学全般であるため、覚えることや整理することが多く、非常に大変ですが、努力を怠らずにこちらも合格をつかみ取りたいと思います。

<久原さんが手に持っているのは「メンタルヘルス・マネジメント検定」の合格証です。>

これら検定の勉強や大学院進学のための勉強を通して、心理学に対する自分の理解がより深まったと感じています。しかし、勉強だけでは心理支援に必要な対人スキル等を身に着けることは難しいため、今後は取り組んでいる学生サポーターの活動に更に積極的に取り組み、知識だけでは得られない発見や学びも得られるように努力していきたいと思います。

最後に、繰り返しになりますが、今回認定してくださった小松育英会の皆様、本当にありがとうございました。小松育英会奨学生の名に恥じぬよう、今後も精一杯の努力を重ね、将来、公認心理師として活躍できるように励んでいきます。

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この度は、ハローズ財団の奨学生に認定していただき誠にありがとうございます。金銭的な不安を感じることなく学業に専念することができており、感謝の気持ちでいっぱいです。

奨学金は、主に参考書の購入に用いています。心理学の知識を身につけるためだけでなく、私は大学院への進学を考えているので大学院入試のための参考書を購入することが多いです。同じ分野の参考書でも、数冊を読み合わせることで知識が深まるので、一冊で妥協する必要がない状況はとてもありがたいです。また、私は公認心理師資格のためのカリキュラムを受けており、「心理実習」という授業を受講しています。心理実習では実習先までの交通費などが実費なので、そうした費用にも用いています。

<大学院入試の日に撮影したため、少し緊張した面持ちです・・・>

さらに、私は日本心理学会で学部生として研究発表をする予定ですが、そうした学会への参加費としても活用させていただきます。

<日本心理学会の学部生セッションで発表予定の研究>

今後も、自分の目標に向けた自己研鑽のために奨学金を用いていきたいと考えています。あらためて、ハローズ財団の関係の皆様に感謝申し上げます。

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久原さん・小川さんともに、国家資格「公認心理師」を取得し、将来は心理学を生かした仕事に就きたいという強い思いを持っています。そのために、心理学の洋書を輪読する勉強会を毎週自分たちで開催したり、隔週で研究の個別ミーティングを私と行ったりしています。学業優秀なだけではなく、実行力と持続力を備えた真面目な学生たちです。給付いただいている奨学金は、久原さんと小川さんのこうした学業・研究活動において大いに活用されることと思います。

<卒業研究の内容について説明する小川さん(左)と久原さん(中央)>

なお、小松育英会には、以前から心理学科の学生を何名もご支援いただいております(例えば、2021年度2020年度2018年度)。ハローズ財団にも、2019年度に心理学科の学生をご支援いただきました(福山大学では小川さんが2人目になります)。両財団の関係の皆様に心よりお礼申し上げます。本学学生への多大なるお力添え、誠にありがとうございます。

久原さんと小川さんの今後一層の活躍にご期待ください!

<左から順に小川さん・大塚学長・久原さん・宮崎(撮影のときだけマスクを外しています)>

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2名とも、素晴らしい努力を重ねている姿がとても印象的です。これからの活躍も大いに期待したいと思います。

福山大学心理学科では、学内だけでなく学外のサポートも活用しながら、学生の学びを支援しています。頑張る皆さんを、全力で応援します!

 

 

学長から一言:日ごろから努力が認められて、公益財団法人小松育英会と公益財団法人ハローズ財団の奨学金をそれぞれ授与されることになった久原璃子さんと小川響さん、おめでとう!良かったですね。学長室での談話でも、その真摯な姿勢に驚きましたが、次の目標に向かっての研鑽に役立てるという奨学金の使い道を読んでまたびっくり。きっと二人の前途は洋々ですよ。

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