人間文化学部

Faculty of Human Culture and Sciences

「教職フォーラム2015」が開かれました

「教職フォーラム2015」が開かれました

大学教育センターの学長室ブログメンバーKT&MYです。

このたび、大学教育センターと教職課程委員会が共同して、はじめて「教職フォーラム」を開催しました。上の画像は当日会場に映し出したもので、それにもあるとおりパネラーには、本学スタッフで中学校や高等学校の教職経験のある3人が登壇しました。

冒頭、大学教育センター長であり教職課程委員会委員長の大塚豊教授より挨拶があり、今回の教職フォーラムの趣旨について説明がありました。

この企画を知らせるポスターでは、趣旨について次のように案内していました。

  教職免許を取得し、教職に就こうと思っている人はたくさんいると思います。そういう人のために、このたび教職課程委員会と大学教育センターとが連携して、はじめて「教職フォーラム」を開催することになりました。
  第1回のフォーラムでは、中学校や高等学校の教育現場経験者がパネラーとなって、教師の仕事の責任の重さや厳しさだけでなく、その醍醐味やすばらしさについて語り、皆さんとともに、教育の理想や夢を語り合います。みなさんとの対話の場も設けます。そのなかで、みんなさんの教職への意欲が高まることを願っています。
  教員免許取得を考えている人は特に、学年を問わず、フォーラムに積極的に参加して、そのモチベーションを維持し、それを実現して行くことができればと考えます。

集まった参加者は37人でした。会場には熱い空気が充ち満ちて、それぞれの意志を感じ取ることが出来ました。

3人のパネラーは、教師へのかつてのこころざしを思い出し、そしてその教師生活を振り返り、教師という仕事の責任の大きさと、そしてまたその仕事の素晴らしさについて熱く語りながら、会は進んでいきました。教科指導のなかで、あるいは生徒指導や進路指導のなかで、さまざまに苦闘した経験が披瀝され、でもそこに一本貫かれた教育的な愛情が語られていきました。その教師にとって必要な資質とは何なのかについても話が及んでいきました。最後には、これから教職を目指そうとしている参加者に向けたメッセージが語られました。

(これも会場に映し出された映像です)

わずか一時間という設定でしたので、十分とは言えなかったのですが、後半では参加した学生達の思いも語られ、またとりわけこのまえ教育実習を終えたばかりの4年生の、教育実習のなかから改めて教職への夢が膨らんだことなどが発表されて、参加した学生みなが、教職への意欲を確かめることが出来たのではないかと思います。

現在、多くの学生が教職への希望を持っています。折に触れてそのこころざしを再確認しながら、その夢を実現していくことが出来るように、これからもこのような企画を続けていこうと考えています。

学長から一言:このようなすばらしい試みが、新たに始まり、とてもうれしいですね。。。この地域を中心に福山大学出身の中・高などの教員がもっともっと増えて、地域貢献してくれることを期待していま~す!!!

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