
【メディア・映像学科】「映像文化入門」学生作品講評会
メディア・映像学科の必修科目「映像文化入門」では、毎年、受講生自ら制作した短編映像を持ち寄って、プレゼンテーション・講評会を行っています。今回の制作テーマは「懐かしさ」もしくは「怖さ」としました。どちらも言葉で表しにくい感覚的なものですが、だからこそ映像表現が生かせるテーマです。
今年の受講者の作品もなかなかの力作がそろい、見応えのある講評会になりました。
みなさんの採点結果から、上位5チーム+αを入賞として以下に紹介します。
採点ポイントを、①テーマをどれだけ表現できているか、②出来映えとし、
参加者皆さん自身で、それぞれ5段階で評価してもらっています。
1位 Eチーム 合計点8.93
演技、演出と、懐かしさを伝えるストーリーがしっかりしていて、ドラマとしての出来もすばらしかったです。
2位 Qチーム 合計点8.61
神社を舞台に、怪談風の怖さをうまく表現した作品でした。
3位 Kチーム 合計点8.40
自分の目線で撮った、数々の懐かしいものを音楽に合わせてテンポよくみせてゆく、心地よい作品でした。
4位 Dチーム 合計点8.20
日頃見ている風景が、ぼんやりと小刻みに映し出されることで不思議な懐かしさを醸し出していました。
5位 Oチーム 合計点8.15
薄ら寒い森のなかを進んでゆく不気味さが、うまく演出されていました。
出来映え賞 Gチーム 出来映え点4.64(最高点)
テーマをうまく表現できていなかったところはありますが、某テレビ番組をよく研究した作品の出来映えには、目を見張るものがありました。
ここに選ばれなかった作品にも、甲乙つけがたいものがたくさんありました。
受講者のみなさんには、今回の経験をこれからの映像制作の励みにしてほしいと思います。