“リアルものづくり教育”で未来を創る
工学部 機械システム工学科
Department of Mechanical Systems Engineering
2025年度から2コース制へ!
- 機械システムコース
- 海洋機械コース
Characteristics
“リアルものづくり教育”
を未来へ
リアルものづくりで『未来を創る、リアルな技術』を身につけ、実践的な知識と技能を確かな力に。
現場で学び、地域産業を支え、未来を形にする技術者を育成します。
“リアルものづくり教育”の
実践について
機械技術者として身に付けるべき設計開発プロセスをプロジェクト授業として学びます。
機械技術者の仕事・職場をリアルに体験することができるプログラムです。
2つのコース
充実した教授陣、カリキュラム、施設で、いつの時代も必要とされる
ものづくりの基盤である機械システムの基礎力を備えた人材を育成します。
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機械システムコース
機械工学の基礎の確実な修得と、リアルものづくりを中心とした実習による知識の定着により、日本のものづくりを支えてゆく人材を目指します。
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海洋機械コース
海洋機械工学の基礎の確実な習得と実習による知識の定着により、瀬戸内を含む日本の海事産業を支えてゆく人材を目指します。
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実践的な学びで、未来へつながる技術を 機械システムコース
製造業が盛んな備後地区で、世界へと羽ばたく
サステナブルな機械産業実現に貢献する人材を育成します。
機械システムコースの強み
4年間の学び
最新の技術で、海を革新する 海洋機械コース
海事産業が集積している瀬戸内地区で、
サステナブルな海事産業実現に貢献する人材を育成します。
海洋機械コースの強み
4年間の学び
瀬戸内という立地を
活かした教育を実践
本学は瀬戸内海に面しており、造船企業や海事関係企業も多い立地を活かして、
地元企業との連携を図り、海事産業にて活躍できる学びを支援します。
各地域における製造業全体の生産高に対する
造船・舶用工業の生産高シェア(4%以上の市・郡)
PICK UP授業紹介
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INTERVIEW
機械システム工学科生のリアルな声をお届け!
FIND WORK
就職・キャリア支援
就職率
※2023年度実績
目指す進路
<就職(業種)・進路>
- ・機械系製造業(一般機械、精密機械、輸送用機械、電気・情報通信機械など)
- ・鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業
- ・電気・情報通信機械械製造業
- ・機械・自動車販売・メンテナンス業
- ・高校教員(工業)、公務員、大学院進学 など
<目指す職種>
●研究・開発 ●設計 ●生産技術 ●サービス・メンテナンス
●技術セールス ●意匠(デザイン) など
主な就職・進学実績
マツダ㈱,リョービ㈱,コベルコ建機,JR西日本,JFEスチール㈱西日本製鉄所,住友電装㈱,中国電力ネットワーク㈱,マツダエース㈱,㈱日立産機システム,三菱電機プラントエンジニアリング,三菱電機ビルテクノサービス㈱,㈱アステア,㈱アルトナー,㈱石崎本店,内海造船㈱,イワキテック㈱,尾道造船㈱,柿原工業㈱,㈱北川鉄工所,㈱キャステム,キングパーツ㈱,㈱ジェーイーエル,
㈱シギヤ精機製作所,ダイキョーニシカワ㈱,㈱ダイキエンジニアリング,㈱中電工,テラル㈱,日本空調サービス㈱,日本シーレーク㈱,日本ホイスト㈱,早川ゴム㈱,福山鋳造㈱,㈱古川製作所,菱農エンジニアリング㈱,㈱アンフィニ広島,トヨタカローラ広島㈱,広島トヨタ自動車㈱,Honda
Cars 倉敷東,Honda Cars 徳島,三菱ふそう(中国ふそう)
公務員(井原市役所、島根県警、広島県庁 ),教員(2021年度3名採用)
愛媛県立工業高校(1名)、松山市私立高等学校(2名)
GRADUATES卒業生の声
西日本旅客鉄道株式会社
下関総合車両所 岡山電車支所
吉本 葵 さん
機械システム工学科2020年卒業 /
広島県立尾道東高等学校 出身
お客様が安全・快適に鉄道をご利用いただけるように、鉄道車両のメンテナンスを行うのが私の仕事です。法令に基づく沢山の機器の検査、部品取替えや不具合調査・修繕と仕事は多岐にわたります。大学で学んだ知識や経験を活かし、日々技術・技能の向上に努め、安全で快適な鉄道車両を提供し続けます。
株式会社エフピコ 基礎技術研究室
中神 樹 さん
機械システム工学科2017年卒業 /
広島県立尾道東高等学校 出身
現在、私は食品容器の素材研究を行っています。容器の素材はプラスチックですが、製造には機械を使うため、大学で学んだ機械系の知識が活かされています。今後、学んだことをさらに発展させ、新素材の開発や、機械の開発で会社に貢献していきたいです。
取得できる資格・免許
- 機械設計技術者3級
- 高等学校教諭一種免許状(工業)
- FE(Fundamental of Engineer)
- 技術士補
- CAD利用技術者
- 二級ボイラー技士
- 公害防止管理者
- 2D・3DCAD利用技術者
- 3級海技士(機関)
- 小型船舶操縦士など
<資格取得支援>
機械設計技術者3級試験ではアクティブラーニング形式による試験対策講座を実施しており、さらに受験料の一部を補助する制度もあります。
RESEARCH
研究
太陽光発電と太陽熱利用のハイブリッド熱工学研究室
現在普及が進んでいる太陽光発電で、結晶シリコン系太陽電池モジュールでは強い日射しによってモジュールが高温になると出力が低下します。そこで本研究では,モジュールを間接的に水で冷却することによって出力の低下をできるだけ抑制し,同時に温度が上昇した水を給湯に利用する『ハイブリッド型太陽光・太陽熱併用システム』を構築して太陽エネルギー利用効率の向上を目指し、人と自然が共存・共栄する地球にやさしい技術の進展に貢献します。
水素による高性能チタン合金の開発機能材料研究室
チタン合金は「強い」「軽い」など多くの長所がある半面、曲げる・伸ばすといった加工が難しい材料です。これを改善するために、水素を使った処理によってチタン合金を一次的に水飴のようにする研究を進めています。水素を使えばある温度でチタン合金が水飴のように大きく伸びる現象(『超塑性』といいます)を示すようになるのです(日本、米国で特許取得!)。この現象を使えば加工は簡単になり、チタン合金の用途拡大につながります。
FACULTY教員紹介
加藤昌彦 教授
表面設計工学研究室
材料表面の特性を改善することを研究しています。新たに開発したプラズマを用いたナノワイヤ形成技術を用い、表面特性を改善します。この技術は、ナノメートルのワイヤを表面に形成を可能とするものです。密着性、摩擦特性、濡れ性の向上が認められています。これまででは得られないブレークスルーとなる優れた特性を目指して研究しています。また、エネルギー源としてレーザを用いた表面形状制御技術に関する研究にも取り組んでいます。
中東潤 教授
機能材料研究室
機械をはじめとする各種構造物に多く使われている金属材料をいかに強くするか?また加工性を良くする方法について研究を行っています。材料は適材適所で使用されていますが、仮に材料の強さが2倍になれば、その部品の肉厚は半分にすることが可能となり、構造物の軽量化につながります。本研究室では、このような機械の高性能化に寄与する材料の研究開発を進めています。
お問い合わせ
福山大学 工学部・生命工学部事務室
TEL:084-936-1674
FAX:084-936-2213
kou-seimeijimu@fukuyama-u.ac.jp