学部・学科・大学院

学部長あいさつ

『新しい工学』で社会に貢献する人材を育てます。

 

工学部長
梅國 章
Akira Umekuni

工学 (Engineering) とは、数学、化学、物理など自然科学の法則に基づき、新たな技術を創出し、使えるようにすることで、人類の生活をより安全に、快適に、より豊かにするための学問です。

過去からその目的は変わっていません。

 

歴史的には、城、宮殿、寺院などの建設に使われる当時の先端学問が、徐々に民間分野に橋などの工学分野としてCIVIL Engineering(市民工学・土木工学)として拡がっていき、機械分野、電気電子分野、そして情報分野などへ、時代の要請に応じて常に『新しい工学』として、進化と発展をしてきました。

 

現在、SDGsに示される気候変動などの数々の地球規模の課題解決や、人間を中心としたデジタル化の進展に対し、工学はさらに重要な役割を求められています。

大きな変化を迎える社会には、単に、従来の一つの技術分野や科学技術(Science)にとどまらない文化や芸術(Art)、さらに、社会に実装・実用化するための設計(Design)などの様々な分野を融合させた創造的な『新しい工学』が求められています。

また、様々な分野を融合するには、他の分野や世界への好奇心(Curiosity)と属性にとらわれない幅広い多様性(Diversity)が重要です。

 

福山大学工学部では、地域の核となり社会に貢献する『新しい工学』を創造していく人を、好奇心と多様性で育てていきます。