学部・学科・大学院
建築学科
河口 佳介(かわぐち けいすけ)
職 名 | 教授 |
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学 位 | 学士 |
専門分野 | 建築計画、建築設計、環境計画 |
担当科目 | 建築設計演習Ⅱ、建築設計演習Ⅲ、建築設計演習Ⅳ、スタジオ演習 |
メッセージ | 全国を中心に設計活動をしています。K2-DESIGN インスタグラム、ホームページで建築作品を紹介しております。 |
建築の在り方を追求する
多種多様な現代の建築において、地域性・場所性により、構造・形態・仕上げ等、表現は様々であり、それらすべてを一手に引き受け、ふさわしい在り方を発想豊かに創造することが我々の仕事です。
特定のスタイルを持たず、ひとつひとつのプロジェクトと真摯に向き合うことで、それぞれがユニークなプロジェクトとなると考えています。
環境と建築
例えば、森の中、海の近く、住宅密集地等、敷地の環境は様々です。 陽の光、風の流れ、生息する植物から推測できる土壌、その場所が持つ性質は人の手によって安直に変えられるものではなく、むしろそれに無理なく寄り添うことで共存が可能となります。 環境と建築素材、デザインの相性を深く考察することは、持続性のある建築を生み出します。
持続性
持続性とは、建物そのものの耐久性でもあり、それは頑強であるだけでも、美しい質感だけでも完結するものではありません。 歴史に残る建造物は、すべて人の手によって大切に維持され続けています。 人々の建物への愛着心を伴ってこそ、育まれ、成熟していき、 物理的な構造と相まって建物の持続性を高めていけるものと考えます。
実践し続ける
力強く味わい深い建築は、環境に対する多角的配慮および緻密な構造計画と同時に、人の想いに共鳴することによって生まれます。それこそが、我々の目指す建築の指針であり、日々追及し続ける「建築の在り方」と言えます。 ひとつとして同じ条件のない建築のプロジェクトの中で、ふさわしい在り方を見出すことを実践し続けたいと思います。