学部・学科・大学院
建築学科
藤原 美樹(ふじわら みき)
職 名 | 教授 |
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学 位 | 博士(工学) |
専門分野 | 建築歴史・意匠 |
担当科目 | デザイン論、建築計画Ⅰ、インテリア計画、福祉住環境、ユニバーサルデザイン論など |
メッセージ | 近現代の建築や家具の研究を行っています。それらのデザインは、社会背景やさまざまな芸術文化との連携により成立しています。当時の社会や文化が、建築や家具のデザインにどのような影響をもたらしたか。。。。明らかにする試みを行っています。 |
西村伊作の倉敷教会設計とその背景
倉敷教会会堂の設計について、当初の設計者であったW.M.ヴォーリズ(1880-1964年)から、西村伊作(1884-1963年)へ設計者が変更された経緯について検証を行っています。これまで西村伊作研究において言及されることのなかった、倉敷教会堂設計の経緯について、利用可能な資料の範囲にあって検証しています。
倉敷基督教会
生活改善を試みた西村伊作の家具設計に関する研究
西村伊作は、自邸での生活実践を通して生活改善をめざし、家族とともに楽しむことを主眼に家具をデザインしました。西村伊作の作品を顧み、調査研究を行っています。調査対象は、椅子、食卓、鏡台、リクライニングチェアです。これらの家具は、モダニズムの中に日本的意匠がみえるものです。なかには、部品が欠損し、実体をもたないものがありますが、それらの復元作業等を行うことで、西村伊作の設計理念の一端を明らかにします。
旧林桂二郎邸家具
ジョージ・ナカシマのデザイン意匠に関する研究
ジョージ・ナカシマは、日系の家具デザイナーです。自然を愛し、日本を愛し、アメリカを愛した。木の素材を生かすデザインでつくられた椅子やテーブルのデザイン意匠について研究しています。特に「麻の葉」意匠について、調べています。
Odakyu Cabinet