工学部

Faculty of Engineering

【建築学科】外部講師による講義(ユニバーサルデザイン論)

【建築学科】外部講師による講義(ユニバーサルデザイン論)

ユニバーサルデザイン論に外部講師として、光畑由佳氏をお招きし、講義を行いました。

モーハウス(茨木県つくば市)の代表をされる方です。

モーハウスとは、「授乳服」を代表とする会社です。

光畑氏は、これまで、美術展の企画や建築関係誌の編集などをされていました。

ご自身の電車内での授乳体験をきっかけに、産後の新しいライフスタイルを提案する「モーハウス」の活動を開始されました。

電車や公共の場で泣き続ける赤ちゃんに迷惑顔の人々の様子。そしておろおろするお母さんの姿は、よく見かける光景です。

社会と子育てをつなぐ環境づくりのため、授乳服の存在を国内に広めてこられました。光畑氏は、社会と授乳、公共空間での授乳についてメディアなどを通し発信されています。

さて、「授乳服」と「建築」と何の関係があるか?と思われると思いますが、多いに関係があります。

特別な「授乳室」がなくても、ストレスなく小さな赤ちゃんを抱っこしたお母さんたちが活動できる場所が生まれます。講義では、「建築」と「衣服」は、構造的に共通点が多くみえることなど、様々な事例をご紹介いただきました。

下記のとおり、『建築雑誌』でも取り上げられています。

テーマは、「子育てと働き方-授乳から空間と社会を考える」です。

光畑氏のご自宅は、ウシダ・フィンドレイ・パートナーシップの作品です。

 

講義中の様子

 

実際に「授乳服」をきてみるY君

 

光畑氏

 

本日はお忙しい中、講義をしていただき、ありがとうございました。

 

授業担当・藤原美樹准教授

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