【スマートシステム学科】大学院生が国際学会で学会発表しました
国際パワーエレクトロニクス学会(IPEC-Himeji 2022)が、5月19日(木)-22日(日)の日程で、姫路市で開催されました。パワーエレクトロニクスは、電力変換と制御に関する技術で、近年では世界的なエネルギーや環境問題にも重要な役割を果たすことが期待されている分野です。この国際学会に、工学部スマートシステム学科菅原研究室の大学院2年生、猪原基周さんが発表を行いました。この様子を工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら) 伍賀が報告します。
この度猪原君が参加したのは「International Power Electronics Conference」というパワーエレクトロニクスの有名な国際会議です。これまでの研究成果を発表し、世界の研究者から意見やアドバイスをもらい、残りの修士研究を有意義なものにするために参加しました。(猪原さんの指導教官である菅原准教授)
今回は、遠隔会議で参加、ゼミ室より口頭発表しました。
画面越しに会議風景があります。英語での発表で緊張の模様です。
今回、発表を行った猪原さんより学会参加の感想が届いています。
「私は大電力用半導体スイッチングデバイスのドライブ信号伝送技術に関する研究をしています。今回、IPEC 2022 in HIMEJIにオンラインで参加しました。論文タイトルは、「Basic Characteristics of Thin-Film Single-LayerCoreless Micro-Transformers for Digital Isolators」です。
私は国際学会で英語の発表をするのが初めてであり大変緊張しました。発表後、他大学の教授および企業の方々から結合係数やノイズに関する助言をいただきました。今後いただいた助言を参考にさらに研究を進めていこうと思います。」