【スマートシステム学科】ドローンプロジェクトでひろしまヤングベンチャー賞の金賞受賞!!
昨年に続き、公益財団法人ひろしまベンチャー育成基金主催のひろしまベンチャー助成金「学生枠」に、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)の2年生が中心となって組織されたドローンプロジェクトチーム(リーダーは荒木彰英君)が応募し、今年度は見事に金賞を受賞しました!この様子について、工学部スマートシステム学科の伍賀が報告します。
今年度の2年生のドローンプロジェクトチームは、「ドローンを用いた全方位カメラの機能性の拡張」というテーマで、ひろしまヤングベンチャー賞科学・技術分野での金賞受賞を達成しました。これは、昨年度のチームが銀賞を受賞した研究を発展させたものであり、本学卒業生から昨年寄贈された多数のドローンを活用した成果です。また、彼らが1年次から取り組んでいるレスキューロボコンを応用し、災害発生時の情報収集のためにドローンの活用を提案するものです。
今回は、12月21日(火)に助成金贈呈式が広島市内で開催され、プロジェクトリーダーの荒木君が参加しました。昨年度の贈呈式にはコロナ禍への配慮から参加を見送りましたが、今回は参加することができ、これまた貴重な経験になりました。
金賞受賞!贈呈式で喜びの荒木君(左)
この受賞について報告するため、プロジェクトメンバーが学科長の仲嶋教授とともに学長室を訪問しました。プロジェクトリーダーから受賞報告をした後、現在進めているプロジェクトや研究のあらましを、チーム内で技術開発を担当している市川智也君、山田幸輝君が説明しました。今回の研究には、工学部に導入された3Dプリンタで幾つも試作機を作りましたので、それを持ち込んでの説明です。
(右から)受賞報告する荒木君、仲嶋教授、大塚学長
試作機を手にして説明する市川君(手前)
ドローンチームは大塚学長からの激励の言葉で、ますますモチベーションが向上したようです。災害対策にドローンを用いる研究テーマは、昨今の自然災害が増大する社会に対する工学の貢献という点からも、安心安全な社会を実現するという点からも、さらにドローンや3Dプリンタを駆使するという新技術を導入するという点からも、非常に価値のあるプロジェクトではないかと思います。ドローンチームのこれからの研究成果に期待したいですね!
ドローンプロジェクトチームメンバー
(左から)畑祐貴君、松本直樹君、荒木彰英君、大塚学長、市川智也君、陳巧羅君、山田幸輝君
11月中旬、面接審査の準備の様子。教員・先輩からの助言が今回の結果に繋がりました