【電気電子工学科】電気・情報関連学会 中国支部連合大会で4年生が発表しました！

電気電子工学科の波動計測応用研究室（仲嶋研究室）4年生、原勇真さんが、「2024年度電子情報通信学会中国支部 連合大会奨励賞」と「電気学会中国支部奨励賞」を受賞し、学長室を訪問して学長に受賞報告を行いました。この報告が仲嶋教授より届きましたので、工学部電気電子工学科（フェイスブックはこちら）の伍賀が報告します。

2024年度（第7５回）電気・情報関連学会 中国支部連合大会が、電子情報通信学会、電気学会、情報処理学会、映像情報メディア学会、電気設備学会、照明学会による共同開催、わが福山大学の後援により、10月21日（月）にWeb会議方式で実施されました。

Web発表の様子。自分の研究拠点からの発表ですが、かなり緊張していました。

本大会で発表した電気電子工学科4年生の原勇真さんが、電子情報通信学会から「2024年度電子情報通信学会中国支部 連合大会奨励賞」を、電気学会から「電気学会中国支部奨励賞」を受賞しました。3月7日(金)にリーガロイヤルホテル広島で開催された表彰式に出席し、賞状等をいただきましたので、学長にその報告を行いました。

2024年度(第７５回)電気・情報関連学会中国支部連合大会

リーガロイヤルホテル広島で開催の授賞式で、嬉しい受賞です。

電子情報通信学会中国支部、電気学会中国支部から奨励賞をいただきました。

原勇真さんは、卒業研究にて、要介護者や患者がベッド内で発生させる音からその行動を推測、認知することにより、患者の離床や麻酔から覚める際に起こす点滴器具の引きはがし他、異常行動を速やかに察知して看護師に知らせることにより、介護や看護の質を向上させると共に介護士や看護師の負担を軽減することを目的とした、スマートベッドの研究を遂行しました。今回の受賞対象となった研究は、その途中経過を、本大会のニューラルネットワークのセッションで、「音源像とスペクトルをマルチモーダル入力とした深層学習によるベッド内の行動推定」と題して発表したものです。

学長に研究の内容についてご説明しました。

記念写真を撮影させていただきました。

 原さんは1年生時の計測自動制御学会中国支部での発表以来の2回目の発表でしたが、しっかりと落ち着いた発表を行い、質疑にも的確に答えていました。彼はその後も研究を継続し、同表題にて卒業論文をまとめました。これから彼は大学院進学を予定しており、継続してシステムの向上を目指した研究を行っています。今後の彼の成長と研究の発展が期待されます。

学長から一言：電気電子工学科4年生の原勇真さん、2つの学会から表彰されるという快挙、おめでとう！　電気・情報関連学会 中国支部連合大会で発表した自身の研究が認められ、さぞかし嬉しいことでしょう。学部の卒論の基になった研究が多くの専門家によって高く評価されたのですから、本当に素晴らしい。引き続き大学院に進学して続けることになる研究から、世のため人のためになるどんなに優れた成果が生まれるか大いに楽しみです。