【電気電子工学科】卒業研究中間発表会を開催しました
2024年度の後期授業も開始され、卒業研究も本格化する季節となりました。工学部電気電子工学科学科 では、毎年この時期に卒業研究の進捗を発表する中間発表会が開催されていますが、今年は9月28日(土)に卒業研究中間発表会を開催しました。この様子について、電気電子工学科の伍賀が報告します。
ここ数年、卒業研究発表会・中間発表会は、実際の口頭発表に遠隔会議を組み合わせたハイフレックス方式で開催していますが、今回の中間発表も卒業研究に取り組む4年生は実際の会場で登壇発表を行いました。また、研究室配属を控えた3年生は、研究室見学の一環で会場にて聴講しました。
中間発表は、これまでと同様に1人あたりの発表はプレゼンテーション7分、質疑応答3分の合計10分です。また、これらの各発表は、研究目的の理解・研究への積極性・研究の進捗状況・プレゼンテーション方法・質疑応答の5項目で評価されます。質疑応答では、会場の教員から厳しい質問や、研究に関する助言があり、質問に対する回答に四苦八苦する発表者の姿がありました。
電気電子工学科では、電気に関する技術を中心にハードウェアもソフトウェアも扱い、工学の幅広い分野の研究を行っています。また、福山大学ブランド研究「瀬戸内の里山・里海学」に関連した、海中探査ドローンや探索デバイスに関連した卒業研究もみられました。
卒業研究に取り組んでいる4年生は、これまで就職活動や授業などのカリキュラムを実行しながら、卒業研究に取り組んできました。そのため、順調に進んでいる研究もあれば、まだまだこれからのものもありました。これから卒業研究を本格的にすすめる前に、緊張感をもってプレゼンテーションを行い、数々の助言や質問を受けたことは大きな糧になるのではないでしょうか。
卒研生のみなさんには、これから数か月、大学生活の集大成として卒業研究に取り組み、素晴らしい結果を出すことを期待しています。将来につながる知識と技術を磨き上げていってください!
学長から一言:電気電子工学科の卒業研究の完成に向けた中間発表会は、現4年生の発表者はもちろんのこと、参加した他の学生諸君にとっても大いに刺激になったことでしょう。現時点では回答に四苦八苦した質問にも、最終発表までの残された時間でしっかりと取り組んで事実を積み上げ、満足の行く作品に仕上がるよう、大いに頑張ってください。