教育・⽀援

大学教育センター

FUKUYAMA UNIVERSITY EDUCATION CENTER

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新しい共通教育について語り合う会 フクトーーク

「フクトーーク」とは

福山大学の共通教育の充実を図るために,魅力的な授業について学生の皆さんと一緒に考えることを目的として始まりました.
 学生の皆さんに,共通教育での学び方の工夫,学びたい科目やテーマ,学修支援のポイントをはじめ,学修成果が期待できる様々な工夫やアイデアなどを話し合ってもらい,それをもとにして,新しい授業を考えてもらいます.
 学生の皆さんから提案された内容については,大学教育センターで吟味の上,新しい科目の設置,魅力的な授業方法や新しい学びの創出につなげていきます.

「フクトーーク」の歴史

実施回 実施年月日 テーマ
第1回 平成25年2月15日 ① 外国語教育(科目)について
② 教養教育(科目)について
第2回 平成26年2月17日 理想の授業
「理想の授業~こんな英語の授業を受けてみたい~」
第3回 平成26年12月13日 理想の授業
「① 外国語は英語だけじゃない!第二外国語について考えよう! 」
「② eラーニングでできることは?」
第4回 平成27年12月13日 教養ゼミであんなこと、こんなこと ―教養ゼミの可能性―
第5回 平成28年12月14日 学修支援相談 ―行きたいな、こんな学修支援室―
第6回 平成29年12月13日 地域を創造する 地域について学ぶ授業を提案してみませんか
第7回 平成30年12月12日 地域を創造する 地域について学ぶ授業を提案してみませんか
第8回 令和元年12月11日 教養講座 こんな話を聴いてみたい
第9回 令和2年12月9日 教養教育科目E群(芸術と健康スポーツ)のあり方について
第10回 令和3年12月8日 思索する旅×創造旅行~教養教育科目D群(思索と創造)を考える~
第11回 令和4年12月14日 インターンシップに求めるもの
第12回 令和5年11月22日 ―教養教育科目 C 群「歴史と文化」を考える―

「フクトーーク」の実施について

テーマの決定と参加者の募集

「フクトーーク」の実施について. テーマの決定と参加者の募集. 第1回・第2回は,あらかじめ大学教育センターで設定したテーマをもとに参加学生を募集しました.第3回目は,テーマを募集しました.

「フクトーーク」実施場所

大学会館3階 ICT教室「CLAFT」で実施しています.

「フクトーーク」の実施と成果の活用

学生によるスモール・グループ・ディスカッション(SGD)(1グループ:6~8名)を行ない,時間内に,テーマに沿った新しい科目を考えてもらいます.最終的に作成してもらうプロダクト(議論の成果をまとめたもの)には,科目名・授業内容・この科目の提案のポイントをまとめてもらいます.そして,プロダクトをもとにした発表を行い,質疑応答となります.
 大学教育センターでは,この結果を受け,新規科目実施の模索,既存の授業の改善を行ないます.

プロダクトの一例

過去の「フクトーーク」の成果

第1回 平成25年2月開催

テーマ:① 外国語教育(科目)について

提案された授業科目 提案内容 実施状況
「日中コミュニケーション」 中国からの留学生の多い本学の利点を生かし,留学生と日本人学生がお互いにお互いの言語を教え合うという提案  

テーマ:② 教養教育(科目)について

提案された授業科目 提案内容 実施状況
「SGD」・「フク☆ナビ」・「就活トーーク」 将来の就職などのために,討論形式の授業を行ないコミュニケーション能力や表現力を高めるという提案 「キャリアデザインⅡ」で実施

第2回 平成26年2月開催

テーマ:理想の授業~こんな英語の授業を受けてみたい~

提案された授業科目 提案内容 実施状況
「英語遊学」 これまでの英語に対するイメージ、楽しかった授業を元に、皆が知っている映画や物語、歌(洋楽)を題材にするという提案。また、授業スタイルとしては、前半は基礎を徹底させる、後半は実践的な内容にするという提案 既存の英語の授業の中で実施
・授業内で映画を用いて授業を展開
・DVD付きのテキストを選定し、世界遺産やカンヌ国際広告賞を受賞したCMなどを取り入れて展開
「英語リアン」 絵本を訳す → 要約 → まとめ → 発表  という作業型授業を提案 既存の英語の授業の中で実施
絵本ではなくテキストのパッセージをまとめる力をつけるような授業を展開

第3回 平成26年12月開催

テーマ:① 外国語は英語だけじゃない!第二外国語について考えよう!

提案された授業科目 提案内容 実施状況
「Shall we learn?」 テキスト(文化から学べるもの)
タブレット(自学)
楽しんでやる。聞いてしゃべる。
 
「他国を歌おう」 ネイティブの講師と歌う
歌を和訳
2コマで1曲
15コマ目でグループごとに歌のテスト
 
「韓国GO!!!!」 韓国語の言語に重点を置いて、少し文化についても学ぶ。
自己紹介くらいの簡単な韓国語から始める(あいさつ程度)
みんな(先生込み)で韓国へ行って、その後個々の行きたいところへ行く(2泊3日くらい)
韓国で学んだことをみんなの前で発表
平成30年度から初修外国語科目に「韓国語」を追加
福大留学 韓国語(前期)韓国語を知ろう!(後期) 前期で韓国語の基礎を学ぶ。
後期に韓国へ行き、文化やイベントを体験する。
平成30年度から初修外国語科目に「韓国語」を追加

テーマ:② eラーニングでできることは?

提案された授業科目 提案内容 実施状況
「ネットを通じて専門教科を学ぶ」 分野で活躍している人の講義をネットを通じて聞く。
感想、疑問点をネットでレポートとして提出。
ゼルコバでフィードバッグ
 

第4回 平成27年12月開催

テーマ:教養ゼミであんなこと、こんなこと -教養ゼミの可能性-

提案された授業科目 提案内容 実施状況
「We、Can ぷ!」 自分たちで計画を立て、キャンプに行く。  
「学内交流」 他学部他学科と合同のグループディスカッションや他学年に自分の所属学科について教えてもらう。  
「学科内で他人と交流しよう!」 フォークダンスをする。  
「他学部と協力して商品開発」 学部ごとの特徴を活かした商品開発を他学部と協力して行う。  
「フリーダムゼミ」 先輩が来て大学の生活について教えてもらう。レクリエーションを主とした教室外での活動、前半に自己紹介、後半に所属学科の専門について学ぶ。  

第5回 平成28年12月開催

テーマ:学修支援相談 ~行きたいな、こんな学修支援室~

提案された授業科目 提案内容 実施状況
「行きたくなる学修支援室」 ポスターやゼルコバ、ホームページに場所や活動内容を載せる。
広い部屋にし、時間帯も遅めにして、グループでも行けるようにする。
行った際にお茶やお菓子を用意する。アンケートを取って満足度を測る。
成績表と一緒に学修支援の案内を配布する。
 
「知ってもらう来てもらおう学修支援室」 先輩からのティーチングアシスト(先輩は報酬が出る)
学科ごとに設置(専門分野を増やす)
カフェのような雰囲気(お茶50円など)
支援室を使う授業を作る(オリエンテーション期間)
ゼルコバ、掲示板で支援室の予定を連絡
学生が行きやすいように放課後に増やす
教員から学生に伝えてもらう
 
「学修支援室の利用」 支援室を学科等ごとに配置し専門科目へも対応できるようにする
広告などをゼルコバで流す
先生による呼びかけ(授業の中とかで)
特別講師に来てもらう
 

第6回 平成29年12月開催

テーマ:地域を創造する 地域について学ぶ授業を提案してみませんか

提案された授業科目 提案内容 実施状況
「くわい学」 くわいについての歴史を学ぶ。
くわいを作り、収穫する。
くわいを調理する。
 
「〇〇プロジェクト」 松永の歴史、風土などを学ぶ。
松永の活性化について考える。
 
「地元企業について学ぶ」 地元企業を見学して学ぶ。
地元情報誌に魅力の伝え方を学ぶ。
パンフレットを作成する。
 
「地域体験しよーZ」 地元農作物、水産業、地元の観光地、歴史を学ぶ。
上記の様々なことを体験する中で地域を学ぶ。
 
「企業を学ぶ」 地元の様々な業種の人々を招いて話を聞く。
体験実習をする。
 

第7回 平成30年12月開催

テーマ:地域を創造する 地域について学ぶ授業を提案してみませんか

提案された授業科目 提案内容 実施状況
「新たに味わう食文化」 座学(地域の人との交流準備)
地域の人に話を聞く
グループでまとめる
発表(参加自由)
ふり返り
 
「他県のふりみて我町なおせ」 他県の町おこしの実例を知る、来てもらう
県内県外者の意見交流
まとめた意見を市に提案
 
「地域“ミライ”プロジェクト ~みんなでビジネスやろーぜ!!~」 地域について学ぶ
現場に行き見学・体験
目標・課題設定
実現
 
「超短期インターン」 講義内疑似インターンシップ  

第8回 令和元年12月開催

テーマ:教養講座 こんな話を聴いてみたい

提案された授業科目 提案内容 実施状況
「有名人の成功談と失敗談」 ケータイを使って答えを導き出す  
「グローカル講座 地域から学ぶグローカル」 レスポン等を利用したリアルタイムの質問  
「学生であることのメリット 若い人や有名人など」 感想+これをどうするか?  
「有名人 例)スポーツ選手、大手企業の人」 聞き手に話しかける。歩き回って話をしてくれる職業の人  

第9回 令和2年12月開催

テーマ:教養教育科目 E 群(芸術と健康スポーツ)のあり方について

提案された授業科目 意義(目的・理由) 具体的な授業内容
マナー講座 社会人としてマナー力の向上 テーブルマナー
身だしなみ
敬語の正しい使い方
家庭科 健康的に暮らすための余暇力・生活力の向上 釣り
料理(テーブルマナーも含む)、裁縫
授業を作る地域交流 地域交流、コミュニケーション能力向上 地域の方とともに農業体験、料理、スポーツ(ヨガ、ゲートボール)
地域の課題を見つけて、問題解決の企画、実践、改善を行う

第10回 令和3年12月開催

テーマ:思索する旅×創造旅行~教養教育科目 D 群(思索と創造)を考える

現状 ギャップの整理 新規提案科目
興味がない
難しそう
内容を見やすく、明確にする 名前を変える アドラー心理学
受講した場合:「ジェンダーの心理学」他の講義で学べないことが学べる
受講していない場合: 興味がない、言葉が難しい、 時間が合わない
漫画などの身近な物から興味 を出す 受講者数を増やす 授業内容を分かりやすくする 現代社会の心理
内容:漫画の 1 シーンから心情 を想像 コロナ禍の行動パターン AI に対する向き合い方
人数制限がある
科目名が難しそう
専門教員を増やす
役に立つかどうか知りたい
興味を引く名前にする
海外旅行に関する科目
授業内容に興味がある タイトルがわかりにくい
グループワークがしたい
嚙み砕いて説明してほしい
サルでもわかる心の科目
接点が少ない
身近に感じられない
起業論
受講した場合:
「心と健康」ストレス対処法など、後から応用がききそうな内容だった
「ジェンダーの心理学」映画やデート DV などから性差を学んだ
「哲学」「倫理学」難しそうでとらなかった
受講できる人数を増やしてほしい
先入観
心と健康、ジェンダーの心理学が分かれてて取りづらい
名前から想像しにくい
経験や学んだことをアウト プットする科目

報告書

学長室ブログ記事

実施報告書

次回開催のお知らせ

日    時 令和4年12月14日(水)16:30~18:00
場    所 大学会館 3F ICT教室 CLAFT
テ  ー  マ インターンシップに求めるもの
参 加 資 格 本学学生であれば,学年・学科・専攻は問いません.
申し込み方法 下記の応募フォームに入力して応募してください。
  応募フォームはこちら
申 込 〆 切 令和4年11月30日(木)17:00
お問い合わせ 大学教育センター 学修支援相談室(1号館3階01322教室)
特記事項 応募者多数の場合は抽選になりますので,ご了承ください.