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税務会計学科
堀田 彩(ほった あや)
職 名 | 助教 |
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学 位 | 修士(マネジメント) |
専門分野 | 経営学,組織行動論,人的資源管理論 |
担当科目 | 経営組織論Ⅰ・Ⅱ,人的資源管理,生産システム,教養ゼミ |
メッセージ | 皆さんは,なぜ働いていますか?働こうと思いますか?この問いは,人的資源管理における一つのテーマです。働く人の労働への意欲のバリエーションを知ることは,自身がより良く働くことにつながるでしょう。ぜひ人的資源管理を学んでください。 |
いろいろな人がいる組織ほど,より良い成果が出せる?
ダイバーシティ,多様性の尊重は,近年の重要な社会のテーマであり,企業においても関心が高まっています。企業では,多様な人材を活用して企業の成果に繋げようとする取り組みが行われています。では,多様な人材が雇用され,ただ一緒に働けば,企業の成果につながるのでしょうか。答えはNOと言えます。多様性を企業の成果につなげるには,適切なマネジメントを行う必要があります。ダイバーシティ・マネジメント研究では,その方法を明らかにしていきます。
どんな多様性が,組織の成果につながるのか?
皆さんは,企業に存在する多様性の種類というと何を思い浮かべますか?たとえば,性別,年齢,ワークスタイル,障がいの有無,人種・国籍などでしょうか。これらの多様性の種類は,「見える多様性」として分類されます。実は,組織の成果につながる多様性は「見えない多様性」だと言われています。例えば,価値観,能力,専門性などです。このような,可視化できない多様性をどのように測定し,成果との因果関係を特定していくかも多様性研究の課題のひとつになります。