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国際経済学科
有賀 敏之(あるが としゆき)
職 名 | 教授 |
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学 位 | 博士(経済学) |
専門分野 | 世界経済論、グローバリゼーション論 |
担当科目 | アジア経済論、地域経済論、開発経済学、専門英語、経済学演習Ⅰなど |
メッセージ | 世界経済論は、経済学の中でもっとも広い対象を扱う領域です。科目の受講を通じて、大局的にものを見る姿勢を身に付けましょう! |
最初の著書
80年代後半に東西冷戦が終わったことが明らかになり、グローバリゼーションという言葉が高らかに謳い上げられました。この状況について、経済と政治の両面にわたって、包括的な分析を行った書物です。刊行後に後進の学徒から、「先生、グローバリゼーションのご著書は永遠に残るじゃないですか」と言われ、はっとした覚えがあります。
最初の著書にして、主著です。
最新の著書
今年に入って、日本経済新聞の紙面でも「中国バブル」とか「崩壊」という言葉が頻繁に現れるようになっており、今や共通の認識になりつつありますが、この本が出たのは今から2年も前のことで、書いていたのはそれよりもさらに1年半前のことです。
本書の刊行から半年ほどして、現地では「白紙運動」「白髪革命」等の大規模な抗議運動が起こるようになり、ますます本書の出番になってきています。一度お手に取ってご覧ください。
22年6月に出した著書です。
ロングセラー
初めて他の人にも書いてもらい、編集して出した名古屋経済本です。意外に支持されまして、今でも版を重ねて全国で売れ続けています。 この経験から、特定の本が永遠に支持されるとか、古典として残るということはどういうことなのか、初めて分かった気がしました。何の領域でも、特定の時期に転換点が訪れるのですが、たまたまその時期に出版されてその転換点を捉えた本だけが、読む価値があって生き残るのです。そしてこのことは狙ってできるものではなく、出版のタイミングという運も必要です。
ずっと読まれています。