経済学部

Faculty of Economics

【税務会計学科】 新任教員の紹介②

【税務会計学科】 新任教員の紹介②

今年度、税務会計学科に3人の教員が着任しました。今回は、そのうちの一人、長濱照美先生に自己紹介をしていただきます。

 皆さんはじめまして。本年4月、経済学部税務会計学科に着任した長濱照美(ながはまてるみ)です。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 専門は財務会計です。講義は、会計学総論Ⅰ・Ⅱ、基礎簿記Ⅰ・Ⅱ、財務会計Ⅰ・Ⅱ、監査論Ⅰ・Ⅱ、基礎ゼミ、加えて日商簿記検定対策も担当しています。

 生まれは福山市です。18歳まで福山市で育ちました。その後、大学及び大学院進学、就職のために関西と東京に住まいを移しましたが、数年前、福山市に戻り社会人大学院生となり、この度、福山大学に着任しました。

 福山大学は私の地元にある大学です。下の写真は、地元の山から見下ろした瀬戸内海の風景です。関西や東京で過ごした経験があるからこそ、言えることがあります。それは、幼少期や青春時代を過ごした地元にある何気ない風景が「自分とは何者か」を理解する手段になっているということです。

写真は、地元の山から見下ろした瀬戸内海の風景。都会暮らしを経て、こうした何気ない穏やかな風景が、アイデンティティの形成に影響を及ぼしたと考えています。

学部では、経営学も学びました。財務会計を専門とする先生のゼミに所属して以降、一貫して会計学を研究の軸としています。また、実務では会計と教育を軸にキャリアを積みました。

 研究テーマの詳細は、英国における業績と業績の報告、その前提にある会計思考及びその継承、国際会計への影響です。

 研究テーマにそって、業績というものについて少し書きたいと思います。皆さんは組織の業績とは何だと思いますか。実は、これは「正解のない問い」です。形式的に定義することはできても、すべての人が納得する定義は、実質的に存在し得ないからです。

 AI技術などの新しい潮流により、今後は私も学生の皆さんも「正解のない問い」に挑戦する機会が増えると思います。

 学生の皆さんが想像する会計学には、必ず正解があるのではないでしょうか。もちろん、そういった領域もあります。例えば、日商簿記検定試験では必ず正解があります。

 「正解のない問い」と「正解のある問い」両方について、学生の皆さんと一緒に学修していきたいと考えています。

【学長から一言】税務会計学科に、もう一人、なかなか素敵な女性教員の登場ですねッ!学生の皆さん、ぼっーとしてないで、正解のない問いにしっかり挑戦し、その挑戦を楽しみましょう!!!

 

この記事をシェアする

トップへ戻る