
【税務会計学科】2024年度 卒業論文 経済学部長賞 受賞者コメント
2025年3月20日(木)に2024年度学位記授与式が挙行されました。
式に臨む4年生は、学業の集大成として、それぞれ興味関心のあるテーマで卒業論文を執筆しました。
経済学部では、その卒業論文の中から、優秀な論文を選考し、執筆した学生さんを表彰しています。
今年度、経済学部長賞に税務会計学科から選ばれたのは、渡部 萌菜さんです。
楠田経済学部長より表彰状と記念品が贈られました。
渡部さんの卒業論文のタイトルは、「『インボイス制度』導入が導出する課題―消費税に内在している諸問題を踏まえて―」です。
詳細は、こちらをご覧ください。
それでは、以下、渡部 萌菜さんの受賞コメントです。
【このテーマを選んだ理由】
これから、税理士試験を受けるために、消費税に関する修士論文を提出することで、2科目免除を目指すことにしました。
その準備としてインボイス制度を選びました。
【苦労した点】
インボイス制度が導入されてまだ間もないので、制度導入前の問題点を扱った先行研究はありましたが、導入後の論文等が少なく、導入後の資料集めに苦労しました。
また、論文独特の言い回しがあり、それらを理解することにも苦労しました。
【工夫したこと】
文章ばかりで論文を書くと分かりづらいので、グラフを入れたらどうかという先生のご指導を頂き、様々な資料から必要だと思う部分だけをグラフ等にまとめることで、より分かりやすくなるようにしました。
【学んだこと】
物事を探求する面白さを学びました。
知識が増えるだけでなく、どんな問題があってどんな解決方法があるのかについて、多くの人の考え方を知ることはとても勉強になりました。
【成長したと思うこと】
卒業論文を書くにあたり、消費税など租税についていろいろなことを調べました。
インボイス制度を通して、租税の意義と在り方について追究したと胸を張って言えます。
【後輩へのアドバイス】
卒業論文を良いものにするためには、多くの先行研究を渉猟することも大切ですが、いつまでに何をするかなどスケジュール管理をしっかりしていくことが重要だと思います。
以上、受賞した渡部さんのコメントでした。
論文執筆の経験は、今後、おおいに生かせると思います。
このたびは、受賞おめでとうございました