経済学部

Faculty of Economics

【経済学部】中国税理士会と福山大学との提供講座に関する協定締結式を執り行いました

【経済学部】中国税理士会と福山大学との提供講座に関する協定締結式を執り行いました

福山大学経済学部では、中国税理士会からの寄附を受け、税理士の講師を派遣いただき、「租税教育」に関する提供講座(寄附講座)を令和7年度後期から開設することになりました。

それに先立ち、中国税理士会と福山大学との提供講座(寄附講座)に関する協定書締結式を、令和7年1月15日(水)に実施いたしました。

 

 

今回は、その提携の内容をご紹介させていただきます。

中国税理士会は、平成18年から租税教育として、中国5県の小学校から大学までの児童・生徒・学生に対して、税への関心を高め、その必要性を伝えるための「租税教室」の実施や、授業を実施する講師を養成するための専門研修を毎年開催されています。

租税教育は、税金の意義や役割を理解し、適切に納税するために行われる教育であり、社会を維持していくために重要な教育と言えます。

中国地区の大学では、広島修道大学、安田女子大学、県立広島大学、岡山商科大学、公立鳥取環境大学、島根大学で既に「租税教育」に関する提供講座(寄附講座)を開設されておられ、本学は中国地区では7番目として、広島県内東部地域の大学では初めての開設となります。

授業では、実務家である税理士の先生をはじめ、国税庁や行政からも講師を予定いただいているとのことです。実務家の視点をはじめ様々な角度から、エピソードだけではなく、税制の根幹にある真理、税金がどのように定められ、そして納税をするということが社会にどのような影響を与えるのかなど、とても有意義な授業が期待されます。そして、税への理解を深めることで、社会への参加、社会発展への貢献という意識の醸成に繋がることが期待されます。

今回の提携により、本学における税務に関する専門教育の充実だけでなく、税理士と税理士業界をより知っていただくと共に、地域社会との連携を深める機会となることを願っています。

 

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